特許
J-GLOBAL ID:200903049504106211

鋼管杭圧入による既存構造物の基礎補強工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-249468
公開番号(公開出願番号):特開2006-063711
出願日: 2004年08月30日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】既存構造物の内部から新たに鋼管杭を地盤中へ圧入することによる既存構造物の基礎補強工法を提供する。 【解決手段】既存構造物の基礎スラブ上に、アンカー鉄筋等の繋ぎ材を介して基礎梁と構造的に一体化した鉄筋コンクリート造の新設フーチングを構築し新設フーチングに鋼管杭の圧入用孔を形成しアンカー材により新設フーチングに支持されてほぼ垂直に立ち上がる複数本のPC鋼材を設置し圧入用孔の直下の基礎スラブを掘削して開口を設け、圧入用孔及び開口を通じて鋼管杭を挿入して地盤上に立てる。PC鋼材の上部に反力盤を取り付け同反力盤の下側に鋼管杭圧入用のジャッキを設置し鋼管杭をジャッキにより地盤中へ圧入する。鋼管杭の杭頭部外周にスタッド等の応力伝達要素を取り付け、補強鉄筋を配筋し鋼管杭の杭頭部と新設フーチングとの間にコンクリート等の固結材を充填する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
既存構造物の基礎スラブ上に、アンカー鉄筋等の繋ぎ材を介して基礎梁と構造的に一体化した鉄筋コンクリート造の新設フーチングを構築すると共に、同新設フーチングに鋼管杭の圧入用孔を形成し、且つアンカー材により新設フーチングに支持されてほぼ垂直に立ち上がる複数本のPC鋼材を設置する段階と、 前記新設フーチングのコンクリートが所定の強度を発現した後に、前記圧入用孔の直下の基礎スラブを掘削して開口を設け、前記圧入用孔及び開口を通じて鋼管杭を挿入して地盤上に立て、また、前記PC鋼材の上部に反力盤を取り付け、同反力盤の下側に鋼管杭圧入用のジャッキを設置し、前記鋼管杭をジャッキにより地盤中へ圧入する段階と、 鋼管杭を地盤中へ所定の深度まで圧入した打ち止め確認後に、同鋼管杭の杭頭部外周にスタッド等の応力伝達要素を取り付け、補強鉄筋を配筋し、鋼管杭の杭頭部と新設フーチングとの間にコンクリート等の固結材を充填して鋼管杭と新設フーチングを構造的に一体化する段階と、 から成ることを特徴とする、鋼管杭圧入による既存構造物の基礎補強工法。
IPC (2件):
E02D 37/00 ,  E02D 7/20
FI (2件):
E02D37/00 ,  E02D7/20
Fターム (3件):
2D046DA17 ,  2D050AA06 ,  2D050CB22
引用特許:
出願人引用 (3件)

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