特許
J-GLOBAL ID:200903049505850712

プラテンを汚すことなく印刷用紙の端部まで行う印刷

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-294074
公開番号(公開出願番号):特開2002-103584
出願日: 2000年09月27日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】【課題】 プラテンにインク滴を着弾させることなく印刷用紙の端部まで印刷を行う。【解決手段】 印刷用紙Pが上流側紙送りローラ25a,25bに副走査送りされ、前端Pfが下流側溝部26r上に至ったとき、印刷ヘッド28からインク滴Ipを吐出して印刷を開始する。印刷用紙Pの前端Pfがノズル#1よりも後にあるときに印刷を開始するので、ノズルが印刷用紙上にあるか否かを問わずに各ノズルからインク滴Ipを吐出すれば、印刷用紙Pの前端部Pfに余白を作ることなく端まで画像を印刷することができる。印刷用紙Pの前端Pf近傍の印刷の際には、微小な副走査送りを繰り返して印刷を行う。そうすることにより、印刷用紙前端部分を下流側溝部26r上において印刷することが可能になる。
請求項(抜粋):
インク滴を吐出する複数のドット形成要素が設けられたドット記録ヘッドを用いて印刷媒体の表面にドットの記録を行うドット記録装置であって、前記ドット記録ヘッドと前記印刷媒体の少なくとも一方を駆動して主走査を行う主走査駆動部と、前記主走査の最中に前記複数のドット形成要素のうちの少なくとも一部を駆動してドットの形成を行わせるヘッド駆動部と、前記主走査の行路の少なくとも一部において前記ドット形成要素と向かい合うように、前記主走査の方向に延長して設けられ、前記印刷媒体を前記ドット記録ヘッドと向かい合うように支持するプラテンと、前記主走査の合間に前記印刷媒体を前記主走査の方向と交わる方向に駆動して副走査を行う副走査駆動部と、前記各部を制御するための制御部と、を備え、前記プラテンは、前記複数のドット形成要素のうち前記副走査の方向の両端のうちの少なくとも一方の端に位置するドット形成要素と向かい合う位置に、前記主走査の方向に延長して設けられる溝部を有しており、前記制御部は、(a)前記印刷媒体の端部近傍において、第1の記録モードでドットの記録を行うとともに、前記印刷媒体が前記プラテンに支持され、かつ、前記印刷媒体の上端または下端が前記溝部の開口上にあるときに、前記溝部と向かい合う位置にあるドット形成要素の少なくとも一部からインク滴を吐出させて、前記印刷媒体上にドットを形成する、端部印刷を実施する機能と、(b)前記印刷媒体の中間部分において、最大の副走査送り量が前記第1の記録モードにおける最大の副走査送り量よりも大きい第2の記録モードでドットの記録を行う機能と、を備えることを特徴とするドット記録装置。
IPC (4件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/18 ,  B41J 2/185 ,  B41J 11/02
FI (3件):
B41J 11/02 ,  B41J 3/04 101 Z ,  B41J 3/04 102 R
Fターム (17件):
2C056EA16 ,  2C056EA27 ,  2C056EC80 ,  2C056FA10 ,  2C056HA29 ,  2C056HA33 ,  2C056JC10 ,  2C056JC23 ,  2C056JC29 ,  2C058AB18 ,  2C058AB19 ,  2C058AC07 ,  2C058AE02 ,  2C058AE09 ,  2C058AF31 ,  2C058DA11 ,  2C058DA39
引用特許:
審査官引用 (3件)

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