特許
J-GLOBAL ID:200903049510499322

動力伝達ベルト補強用芳香族ポリアミド繊維の加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 信一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-341216
公開番号(公開出願番号):特開平5-169562
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 芳香族ポリアミド繊維に特有のフィブリル化、圧縮疲労性、糸-糸摩耗性等並びに動力伝達ベルトのほつれ等に起因する耐久性や耐疲労性の低下等の従来の問題点を解消した動力伝達ベルトを得るための加工方法を提供する。【構成】 動力伝達ベルト補強用芳香族ポリアミド繊維の加工方法において、実質的に芳香族ポリアミド繊維からなるマルチフィラメントを撚糸してコードとなした後、該コードにウレタン系樹脂を含有する有機溶媒溶液からなる処理剤をコード重量に対し3〜35重量%付与し、次いで乾燥および熱処理した後、接着剤を付与する。【効果】 本発明によると、芳香族ポリアミド繊維の強力を低下することなく接着性、単糸ほつれおよび単糸のばらけを改良し、動力伝達ベルトに用いた場合、該動力伝達ベルトの耐久性ならびに疲労性を向上させるとともに動力伝達ベルトの側面からの単糸のほつれ、および単糸の飛び出しを減少させ、ベルトの高品位・高品位を長期に亘り維持しうる。
請求項(抜粋):
動力伝達ベルト補強用芳香族ポリアミド繊維の加工方法において、実質的に芳香族ポリアミド繊維からなるマルチフィラメントを撚糸してコードとなした後、該コードにウレタン系樹脂を含有する有機溶媒溶液からなる処理剤をコード重量に対し3〜35重量%付与し、次いで乾燥および熱処理した後、接着剤を付与することを特徴とする動力伝達ベルト補強用芳香族ポリアミド繊維の加工方法。
IPC (8件):
B29D 29/00 ,  C08J 5/04 CFF ,  D02G 3/48 ,  D06B 5/00 ,  D06M 15/564 ,  F16G 1/08 ,  B29K 75:00 ,  D06M101:36
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-133179

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