特許
J-GLOBAL ID:200903049519936083

自家移植用血漿とフィブリンゲルの調合

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-103111
公開番号(公開出願番号):特開平8-301775
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【課題】 血漿の調製を、免疫学的疾患の交差感染の危険なく、また機材を必要とせずに、迅速かつ便利に行うことができるシステムを提供すること。【解決手段】 相互に液体的に連通した2つの流入口と吐出口と、前記吐出口から前記流入口を分離し、血漿の選択透過性を有する濾過膜とを有する使い捨てフィルタユニットを含む自家移植用血漿を調製するためのシステムである。手動で操作可能な、使い捨てのポンプ、望ましくは注射筒を前記流入口に接続する。前記ポンプの間に前記濾過膜に沿って流路が形成され、これによって全血を前記2つのポンプの間で反復交換し、膜を介して前記濾過膜を通し吐出口から外へ血漿を流出させることができる。注射筒で前記吐出口から血漿を回収できる。このように回収した血漿をトロンビン溶液とともに人体の部位へ同時に適用することで、フィブリンゲルを形成させることができる。
請求項(抜粋):
全血から血漿を分離するための血漿分離装置を含む自家血漿を得るための使い捨てシステムであって、前記血漿分離装置は、互いに液体的に連通した第1の流入口と第2の流入口と、吐出口と、前記流入口を前記吐出口から分離し血漿を選択的に透過する濾過膜とを含む使い捨てフィルタユニットと、前記第1の流入口に接続され、容積を変化させるために手動で移動自在な壁を有する受け入れチャンバを含む使い捨ての第1のポンプと、前記第2の流入口に接続され容積を変化させるために手動で移動自在な壁を有する受け入れチャンバを含む使い捨ての第2のポンプと、前記第1と第2のポンプの間の前記濾過膜に沿った流路とを含み、前記第1と第2のポンプ内の受け入れチャンバの間で全血を反復交換でき、前記濾過膜を通して血漿を膜の反対側、さらに吐出口から外へ流すことができるように成してあることを特徴とするシステム。
IPC (2件):
A61K 35/14 ,  A61K 38/17 ACA
FI (2件):
A61K 35/14 B ,  A61K 37/12 ACA
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭60-247163
  • 特開昭60-247163
  • 特開昭53-072691
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