特許
J-GLOBAL ID:200903049520052270

走間加工機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-095398
公開番号(公開出願番号):特開平9-277114
出願日: 1996年04月17日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 被加工材料を加工しない区間における工具の速度指令を加速度の急変を生じないS字カ-ブ特性を用いて演算することにより、加速度の急変により機械や駆動モ-タに不必要な衝撃が発生するのを防止する。【解決手段】 制御装置9は、被切断材料1の移動量パルス(TP)、被切断材料の上下に配された刃物の回転量パルス(RP)、切断完了検出信号(CE)、切断長設定値(LS)、刃物仮想周長設定値(KS)等に基づいて、刃物が被切断材料1を切断する区間では刃物が被切断材料1と同調するように、被切断材料1を切断しない区間では次の切断のための同調位置で刃物が被切断材料1と同調するように速度指令(RC)を演算してシャ-2を駆動する駆動モ-タ5の速度制御装置10に出力する。被切断材料1を切断しない区間における速度指令(RC)は、加速度の急変を生じない初期曲線特性及び終期曲線特性と両曲線特性間を加速度の急変を生じることなく接続する傾斜した直線特性からなるS字特性カ-ブを用いて演算する。
請求項(抜粋):
被加工材料の加工を行う工具と、前記工具を駆動する駆動手段と、前記被加工材料の移動量及び移動速度、前記工具の移動量に基づき、前記被加工材料を加工する区間では前記工具を前記被加工材料と同調させ、前記被加工材料を加工しない区間では次の加工のための同調開始位置で前記工具を前記被加工材料の加工位置と同調させる速度指令を演算して前記駆動手段に供給する制御手段とからなる走間加工機の制御装置において、前記制御手段は、加速度の急変を生じさせない初期及び終期曲線特性と前記両曲線特性間を加速度の急変を生じさせることなく接続する直線特性を有するS字カ-ブ特性を備え、前記S字カ-ブ特性を用いて前記被加工材料を加工しない区間における速度指令を演算することを特徴とする走間加工機の制御装置。

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