特許
J-GLOBAL ID:200903049520876442

内燃機関のバルブタイミング制御方法及びバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-342849
公開番号(公開出願番号):特開平11-173119
出願日: 1997年12月12日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関停止時の惰性回転を利用して内燃機関再始動時のバルブの開閉タイミングを確実に遅角側の所定の開閉タイミングとする。【解決手段】 バルブタイミング調整機構17の遅角室及び進角室に対して作動油を給排するOCV76に油圧を供給するオイルポンプ84の吐出側と該吐出側と連通されるOCV76の第5ポートPとの間に電磁方向制御弁78を設ける。電磁方向制御弁78は、第5ポートPをオイルパン77に連通する第3制御位置と、吐出側と第5ポートPとを連通する第4制御位置とに切り換え可能とする。ECU87は、エンジンの運転状態に基づきOCV76を制御してベーンロータの相対位相を変更する。又、ECU87は、エンジンが運転されている状態では電磁方向制御弁78を第4制御位置とし、エンジンが停止されるときには第3制御位置とする。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトに駆動連結された第1回転体と、バルブを開閉駆動するカムシャフトに駆動連結され、前記第1回転体に対して同一回転軸で相対回動可能に設けられた第2回転体と、前記第1回転体あるいは第2回転体の一方に設けられたベーン室と、前記第1回転体あるいは第2回転体の他方に設けられ、前記ベーン室を遅角室と進角室とに区画するベーンとを備えたバルブタイミング調整手段に対して、内燃機関により駆動されるオイルポンプの吐出側を前記遅角室あるいは進角室の一方に連通するとともに、両室の他方をオイル回収手段に連通することにより、前記第1回転体を第2回転体に対して相対回動させ、前記カムシャフトのクランクシャフトに対する回転位相を変更する内燃機関のバルブタイミング制御方法において、内燃機関が停止されるときには、前記遅角室及び進角室を共に前記オイル回収手段に連通させる内燃機関のバルブタイミング制御方法。
IPC (3件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/04 320
FI (3件):
F01L 1/34 E ,  F02D 13/02 G ,  F02D 41/04 320

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