特許
J-GLOBAL ID:200903049529817287

車両のヨーイング挙動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-156022
公開番号(公開出願番号):特開平9-002316
出願日: 1995年06月22日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 車両のヨーイング挙動フィードバック制御に用いる挙動目標値を車体スリップ角に応じ修正し、横滑り時の挙動制御が不安定側になるのを防ぐ。【構成】 コントローラ3は、センサ6,8で検出した車速Vおよび操舵角θから目標ヨーレートを求め、これを、センサ37で検出した車体スリップ角Sa が旋回外向きで、設定スリップ角より大きい時、スリップ角偏差に応じ旋回外向き方向に修正して修正目標ヨーレートを求め、センサ12で検出した実ヨーレートがこの修正目標ヨーレートに一致するようシリンダ22を介し後輪10RL,10RRを操舵する。よって、車両のヨーイング挙動が不安定である場合に上記の後輪操舵がなされても、これがヨーイング挙動を益々不安定にするようなことがなくなる。
請求項(抜粋):
車両の走行状態を表す物理量を検出する走行状態物理量検出手段と、該手段で検出した走行状態物理量から、車両の目標とすべきヨーイング運動目標値を演算するヨーイング運動目標値演算手段と、車両の実際のヨーイング運動を検出するヨーイング運動実際値検出手段と、この手段で検出した実際のヨーイング運動が、前記ヨーイング運動目標値に一致するよう車両挙動を制御する車両挙動制御手段とを具えた装置において、前記ヨーイング運動実際値検出手段は、車両の実際のヨーイング運動として、少なくとも車両のヨーレートおよび車体スリップ角を検出する構成とし、この検出された車体スリップ角が旋回外向き方向のものであり、且つ設定スリップ角よりも大きい時、これら車体スリップ角および設定スリップ角間の偏差に応じて該偏差が大きいほど、前記演算されたヨーイング運動目標値を、旋回外向き方向に修正するヨーイング運動目標値修正手段と、前記設定スリップ角を、前記ヨーイング運動目標値の増大につれ大きくする設定スリップ角変更手段とを設けたことを特徴とする車両のヨーイング挙動制御装置。
IPC (6件):
B62D 7/14 ,  B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D111:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00
FI (2件):
B62D 7/14 A ,  B62D 6/00
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 車両の後輪操舵制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-088741   出願人:日本電装株式会社
  • 車両のヨー運動制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-106935   出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社豊田中央研究所
  • 後輪舵角制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-020593   出願人:トヨタ自動車株式会社
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審査官引用 (1件)

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