特許
J-GLOBAL ID:200903049536460912

冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-264526
公開番号(公開出願番号):特開2000-088397
出願日: 1998年09月18日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】 液冷媒を貯留したタンク内に高圧及び低圧を作用させ、これら圧力によってタンクからの冷媒の押し出しと、タンクへの冷媒の回収とを行って冷媒による熱搬送を行う冷凍装置に対し、冷媒の漏洩を迅速且つ正確に行う。【解決手段】 液冷媒を貯留した一対のタンク(T1,T2)、室内熱交換器(HEX1)、主熱交換器(HEX2)を備えた2次側回路(20)と、この2次側回路(20)の冷媒を加熱してタンク(T1,T2)を加圧する加熱熱交換器(HEX3)、2次側回路(20)の冷媒を冷却してタンク(T1,T2)を減圧する冷却熱交換器(HEX4)を有する駆動用回路(50)とを備える。加熱熱交換器(HEX3)での液冷媒の加熱蒸発、冷却熱交換器(HEX4)でのガス冷媒の冷却凝縮によりタンク(T1,T2)内に高圧及び低圧を作用させて2次側回路(20)に冷媒を循環させる。一方のタンク(T1)からの液冷媒の押し出し動作の開始後、所定時間が経過するまでにタンク(T1)内が空になったとき、2次側回路(20)の冷媒が漏洩していると判断する。
請求項(抜粋):
利用側熱交換器(HEX1)及び熱源側熱交換器(HEX2)を有する冷媒流路(21)と、液冷媒の貯留が可能なタンク(T1,T2)と、高圧及び低圧を発生する圧力発生手段(HEX3,HEX4)とを備え、上記圧力発生手段(HEX3)で発生した高圧をタンク(T1,T2)内に作用させて、該タンク(T1,T2)内の液冷媒を利用側熱交換器(HEX1)及び熱源側熱交換器(HEX2)のうちの一方の熱交換器(HEX1,HEX2)に向かって押し出す押し出し動作と、圧力発生手段(HEX4)で発生した低圧をタンク(T1,T2)内に作用させて、上記一方の熱交換器(HEX1,HEX2)から他方の熱交換器(HEX2,HEX1)に流れた冷媒をタンク(T1,T2)内に回収する回収動作とを行い、熱交換器(HEX1,HEX2)間で熱搬送する冷凍装置において、上記押し出し動作の開始時に開始信号を発する開始信号手段(71)と、上記押し出し動作において、タンク(T1,T2)内が略空になった時に空信号を発する空検知手段(60),(61)と、上記開始信号手段(71)の開始信号及び空検知手段(60),(61)の空信号を受信可能であり、開始信号を受信した後、所定時間以内に空信号を受信したとき、冷媒流路(21)またはタンク(T1,T2)から冷媒が漏洩していると判定して所定の漏洩処理動作を行う漏洩処理手段(72)とを備えていることを特徴とする冷凍装置。
IPC (2件):
F25B 29/00 431 ,  F24F 5/00
FI (2件):
F25B 29/00 431 ,  F24F 5/00 L

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