特許
J-GLOBAL ID:200903049537748790

パルプの漂白方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光来出 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-154270
公開番号(公開出願番号):特開平6-346391
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 オゾンでパルプを漂白する方法において、オゾンの無駄な消費を抑制したパルプの漂白方法を提供する。さらに前記した目的に加えて、パルプを過酸化水素漂白した場合にパルプの粘度低下を抑制する漂白方法を提供する。【構成】 パルプのpHを1〜3の範囲内に調整しながら、オゾンを用いてパルプの漂白を続け、パルプ中のカッパー価が2〜5となった時点で漂白を一時停止する。このカッパー価2〜5は、パルプのカッパー価、白色度及び粘度の内一つ以上をモニタリングすることにより制御する。次いで、パルプの水洗を行なって、リグニン分解物等を除去し、再度、パルプのpHを1〜3に調整しながら、所望の漂白度が得られるまで漂白を行なう。さらに続けてpH11前後で過酸化水素処理を行なうことができる。
請求項(抜粋):
オゾンを用いてパルプを漂白する方法において、(1)漂白時のパルプのpHを1〜3の範囲内に調整しながら、オゾンを用いてパルプの漂白を続け、(2)パルプ中のカッパー価が2〜5となった時点で漂白を一時停止し、(3)パルプの水洗を行ない、(4)パルプのpHを1〜3に調整しながら、所望の漂白度が得られるまで漂白を行なうことを特徴とするパルプの漂白方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭51-112904
  • 特公昭53-029723
  • 特開昭52-148204

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