特許
J-GLOBAL ID:200903049539074622

流動層反応器を用いるポリオレフィンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264171
公開番号(公開出願番号):特開平11-100406
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 流動層反応器を用いるオレフィンの気相重合を優れた除熱効率で生産性よく行なうことができるようなポリオレフィンの製造方法を提供する。【解決手段】 流動層反応器にオレフィンを供給して気相重合反応によってポリオレフィンを製造するに際して、オレフィンとともに、飽和脂肪族炭化水素を気液二相状態で該反応器内に供給して液状飽和脂肪族炭化水素の蒸発によって重合熱を除去し、かつ該反応器に供給される飽和脂肪族炭化水素のガス温度Tinと、反応器から排出される飽和脂肪族炭化水素のガス温度Tout との温度差(Tout -Tin)が5°C以内である条件下に重合を行なう。反応器から抜き出されるガスは、Σ(yi/Ki)=1.00±0.05(yi:モル分率、Ki:気液平衡定数)を満たすことが望ましい。メタロセン触媒を用いて密度0.865〜0.925g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレンを製造することが望ましい。
請求項(抜粋):
触媒を含む重合体粒子が流動状態に保たれている流動層反応器にオレフィンを供給して気相重合反応によってポリオレフィンを製造するに際して、オレフィンとともに、飽和脂肪族炭化水素を気液二相状態で該反応器内に供給して液状飽和脂肪族炭化水素の蒸発によって重合熱を除去し、かつ該反応器に供給される飽和脂肪族炭化水素を含むガスの温度Tinと、反応器から排出される飽和脂肪族炭化水素を含むガス温度Toutとの温度差(Tout-Tin)が5°C以内である条件下に重合を行なうことを特徴とするポリオレフィンの製造方法。
IPC (4件):
C08F 2/34 ,  C08F 2/00 ,  C08F 4/642 ,  C08F 10/00
FI (5件):
C08F 2/34 ,  C08F 2/00 A ,  C08F 2/00 H ,  C08F 4/642 ,  C08F 10/00

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