特許
J-GLOBAL ID:200903049540864483
顕微鏡用自動焦点検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-072558
公開番号(公開出願番号):特開平11-271624
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】従来の顕微鏡に搭載される自動焦点検出装置は、蛍光観察に用いると、被写体をサーチする過程で迷光を含む状態ではセンサの積分時間が長くなり、合焦速度が著しく低下する。また、遮光画素やセンサ前にシャッタを設けても、正規の被写体光像と同時に対物レンズから入り込む迷光の除去は不可能であった。【解決手段】本発明は、対物レンズ6から接眼レンズ7若しくはイメージセンサ9への光路を外れた水銀灯2の前方に、被写体に照射される励起光を遮断する励起光シャッタ3を備え、CPU11により、AF制御システムと励起光シャッタ3とを連動させて、AF制御を行う前に、励起光シャッタ3の閉状態の迷光のみの出力と、その開状態の出力との差に応じて、差分が所定値以下の場合に被写体サーチを行い迷光のレベルを超えて焦点調整を行い、差分が所定値以上の場合には焦点調整を行う顕微鏡用自動焦点検出装置である。
請求項(抜粋):
複数の対物レンズと、被写体とする観察標本を積載するステージと、前記対物レンズと前記ステージとの相対距離を調節する焦準機構と、前記対物レンズを介して被写体の像を結像させる結像光学系と、前記被写体に対して励起光を照射する励起光用光源と、前記励起光を被写体に照射することを禁止する励起光シャッタと、前記結像光学系からの光像を電気信号に変換する積分型撮像センサと、前記積分型撮像センサからの出力に応じて、被写体の合焦度を演算する演算手段と、前記励起光シャッタを閉じた状態での前記積分型撮像センサの出力を得る迷光出力手段と、前記励起光シャッタを開放した状態での前記積分型撮像センサの出力と前記迷光検出手段の出力との差分を算出する迷光差分出力手段と、前記演算手段による被写体合焦度情報及び前記迷光差分出力手段からの迷光差分情報に基づいて前記焦準機構を駆動させ、前記被写体を合焦位置に導くように制御する合焦制御手段と、を具備することを特徴とする顕微鏡用自動焦点検出装置。
IPC (3件):
G02B 21/00
, G02B 7/28
, G03B 13/36
FI (3件):
G02B 21/00
, G02B 7/11 J
, G03B 3/00 A
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