特許
J-GLOBAL ID:200903049541185288

周波数安定化方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-007084
公開番号(公開出願番号):特開平10-209902
出願日: 1997年01月20日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 携帯電話の周波数安定化方式で、通話中の発熱による局発の周波数ずれや、通話が終わって温度が下がったときの周波数がずれを補正すること。【解決手段】 通話中に通話品質が劣化した場合、メモリはそのときの電圧データAを記憶する。次に、周波数カウンタは中間周波数信号の周波数を測定し、指定範囲外だった場合、電圧データを修正する。その結果局発である電圧制御発振器の周波数が変わり、中間周波数信号の周波数が変わる。周波数カウンタは再び周波数測定を行う。周波数測定と電圧データ修正の動作を繰り返し、周波数が所望の範囲内になった時周波数補正が終了する。通話が終了した後、タイマーがスタートし所定時間経過後、電圧データ制御はメモリのデータAを読み出しD/A変換に送出する。
請求項(抜粋):
電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器を局部発振器とし高周波信号を周波数変換し中間周波数信号を発生するミキサと、前記電圧制御発振器に周波数制御電圧を与えるD/A変換器と、前記中間周波数信号の周波数を測定するカウンタ部と、前記カウンタ部の測定結果に応じて前記D/A変換器に送るデータを加減することにより中間周波数信号の周波数を補正する電圧データを出力する電圧データ制御部と、から構成される携帯電話機の周波数安定化方式において、通話終了時にスタートするタイマーと、前記電圧データを記憶するメモリとを有し、通話中に周波数を補正する場合、前記中間周波数の変更前の前記電圧データを前記メモリに記憶し、通話終了後前記タイマーにより一定時間経過後、前記電圧データ制御部の電圧データを前記メモリに記憶されている最新の前記電圧データに戻すことを特徴とする周波数安定化方式。
IPC (2件):
H04B 1/26 ,  H03L 7/06
FI (2件):
H04B 1/26 C ,  H03L 7/06 D

前のページに戻る