特許
J-GLOBAL ID:200903049552854661

木造建築物の接合工法と接合金物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 博文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-166890
公開番号(公開出願番号):特開平10-183761
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構造で、接合強度を向上させることができ、かつ接合する両部材の接合部の位置決めが正確に行え、位置ずれを防止できる木造建築物における接合工法と接合金物を提供する。【解決手段】 柱状交差部材の軸組面側の端部にプレート嵌合用溝を設けると共に、該プレート嵌合用溝の奥側に該プレート嵌合用溝と交差するドリフトピンを取り付け、また該プレート嵌合用溝の奥側に楔挿入孔を設け、前記柱状受部材に該柱状受部材の軸組面から反対面に貫通するボルト挿入孔を設け、前記プレート嵌合用溝に嵌合するプレート本体を備え、該プレート本体にドリフトピンと係合するドリフトピン係合溝を備えた接合金物を用い、プレート嵌合用溝と交差するドリフトピンとドリフトピン係合溝のドリフトピン保持用長孔を係合し、かつ前記楔挿入孔に楔を嵌合する構成からなる。
請求項(抜粋):
柱状受部材の軸組面に柱状交差部材の軸組面を当接し、該両部材を交差状態で固定する木造建築物の軸組工法において、該柱状交差部材の軸組面側の端部にプレート嵌合用溝を設けると共に、該プレート嵌合用溝の奥側に該プレート嵌合用溝と交差するドリフトピンを取り付け、また該プレート嵌合用溝の奥側に楔挿入孔を設け、前記柱状受部材に該柱状受部材の軸組面から反対面に貫通するボルト挿入孔を設け、前記プレート嵌合用溝に嵌合するプレート本体を備え、該プレート本体のプレート基端部に該柱状受部材の軸組面と当接する係合プレートを備え、該プレート先端部に前記柱状交差部材の楔挿入孔に挿入する楔を保持する楔受け部を備え、また該プレート上端部または下端部に前記柱状交差部材に取り付けたドリフトピンと係合するドリフトピン係合溝を備え、該ドリフトピン係合溝の溝底部に該ドリフトピンを係合保持するドリフトピン保持用長孔を備え、前記係合プレートに前記柱状受部材のボルト挿入孔と連通するボルト係合孔を有する接合金物を用い、該接合金物の背面プレートを前記柱状受部材の軸組面に配すると共に、該係合プレートのボルト係合孔と該柱状受部材のボルト挿入孔を介して該接合金物と該柱状受部材を締め付け固定し、また前記柱状交差部材のプレート嵌合用溝に前記プレートを嵌合すると共に、該プレート嵌合用溝と交差するドリフトピンとドリフトピン係合溝のドリフトピン保持用長孔を係合し、かつ前記楔挿入孔に楔を嵌合することを特徴とする木造建築物の軸組接合工法。
IPC (4件):
E04B 1/26 ,  E02D 27/00 ,  E04B 1/58 508 ,  E04B 1/58 511
FI (5件):
E04B 1/26 E ,  E04B 1/26 G ,  E02D 27/00 D ,  E04B 1/58 508 L ,  E04B 1/58 511 L

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