特許
J-GLOBAL ID:200903049553211870

物体認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-010115
公開番号(公開出願番号):特開平10-206116
出願日: 1997年01月23日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 車両Cの斜め後側方にある他車等の物体Oを認識して表示装置31で表示等する場合、物体測距用のセンサ10として、ウィンドウ方向に配置された多数のCCDからなるCCDラインをウィンドウ方向と直交するライン列方向に多段に並設した多段ライン型CCDからなるCCDチップ11を備えたセンサを用い、認識物体Oをその距離に関係なく確実に追従し続けるようにする。【解決手段】 CCDチップ11の画像の各領域Eについて距離d(i,j)を測定し、この各領域E及び隣接領域R1〜R8の距離差dxに基づいて各領域E毎の有効ポイント数P(i,j)を求め、この有効ポイント数P(i,j)からライン毎の代表距離l(i)を演算し、その代表距離l(i)が連続して演算される回数が、近距離側ラインほど小さく設定されたしきい値LD_Limitよりも大きいときに、その代表距離l(i)に基づいて物体Oを認識する。
請求項(抜粋):
ウィンドウ方向に沿って配置された多数のCCDからなるCCDラインをウィンドウ方向と直交するライン列方向に多段に並設してなり画像を輝度情報として捕らえる多段ライン型CCDを備え、該多段ライン型CCDからの輝度信号に基づいて得られた2次元の距離データから特定の物体を認識するようにした物体認識装置であって、上記多段ライン型CCDのライン列方向の一端側が近距離側を検出する近距離側ラインとされる一方、他端側が遠距離側を検出する遠距離側ラインとされ、上記多段ライン型CCDにより得られた画像を上記CCDライン毎にかつウィンドウ方向に複数に分割して各領域について距離を測定する測距手段と、上記測距手段により測定された各領域毎の距離に基づき上記ライン毎の代表距離をそれぞれ演算するライン距離演算手段と、上記ライン距離演算手段によりライン毎の代表距離が所定時間毎に連続して演算される回数がしきい値よりも大きいときに、該代表距離に基づいて物体を認識する物体認識手段とを備え、上記しきい値は、上記遠距離側ラインに比べて近距離側ラインほど小さく設定されていることを特徴とする物体認識装置。
IPC (6件):
G01B 11/00 ,  B60R 21/00 620 ,  B60R 21/00 ,  G01C 3/06 ,  G06T 1/00 ,  H04N 7/18
FI (6件):
G01B 11/00 H ,  B60R 21/00 620 C ,  B60R 21/00 620 Z ,  G01C 3/06 V ,  H04N 7/18 G ,  G06F 15/62 380

前のページに戻る