特許
J-GLOBAL ID:200903049554699140

電気自動車用組み電池の温度管理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-339109
公開番号(公開出願番号):特開平11-178231
出願日: 1997年12月09日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】高圧組み電池のきめ細かい温度管理によりその安全性を向上させると共に、その使い勝手を向上した電気自動車用組み電池の温度管理装置を提供すること。【解決手段】多数の単電池を共通の電池ケ-ス内に収容してなる組み電池内に設けられた多数の電池温度センサが設けられ、各部の温度が細かくモニタされ、各単電池の温度異常ができるだけ細かく監視される。各電池温度センサの一個だけが残りの電池温度センサより所定温度以上低い温度に相当する低温度抵抗値をもつ場合に(S102)、電池が異常なのではなく、センサが異常であるとして、このセンサの出力を無視して充放電を許可する。すなわち、同じ電池ケース内部で一個だけ低温度であるということは、そのまま充放電を続行してもなんら問題は生じない。本発明では更に、各電池温度センサの一部がそれより多い残りの電池温度センサより所定温度(通常のばらつき範囲)以上高い温度に相当する高温度抵抗値をもつ場合に(S106、S108)、電池温度の異常と判定して電池の充放電を禁止する(S114)。
請求項(抜粋):
直列そして/又は並列接続された多数の単電池を共通のケ-ス内に収容してなる組み電池内に設けられた多数の電池温度センサと、前記各電池温度センサの出力信号を処理する信号処理部とを備え、前記信号処理部は、各前記電池温度センサの一個だけが残りの前記電池温度センサより所定温度以上低い温度に相当する低温度抵抗値をもつ場合に、前記低温度抵抗値をもつ前記電池温度センサの信号を異常と判定して前記電池の充放電を許可し、各前記電池温度センサの一部がそれより多い残りの前記電池温度センサより所定温度以上高い温度に相当する高温度抵抗値をもつ場合に、前記電池温度の異常と判定して前記電池の充放電を禁止することを特徴とする電気自動車用組み電池の温度管理装置。
IPC (3件):
H02J 7/04 ,  H02J 7/00 ,  H02J 7/02
FI (5件):
H02J 7/04 L ,  H02J 7/00 P ,  H02J 7/00 Y ,  H02J 7/02 H ,  H02J 7/02 J

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