特許
J-GLOBAL ID:200903049564650743

斜張橋のケーブル緊張装置及び緊張装置を搭載した台車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182662
公開番号(公開出願番号):特開平6-026012
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 斜張橋のケーブルの桁側の端部を牽引緊張することでこのケーブルに所定の緊張力を与えた状態として固定する緊張装置、及びこれを搭載した台車を提供する。【構成】 斜長橋のケーブルを所定の緊張状態で桁に固定するために該ケーブル下端に設けた定着用ブロックをケーブルの延長方向に牽引緊張し、この状態で、該定着用ブロックの固定用螺子部に螺合したナット部材を桁の固定部に突き当るまで螺進させてケーブル下端を固定するケーブル緊張装置であって、斜張橋のケーブル下端に設けた定着ブロックに当接して一連に連続する牽引用螺子部の設けられた牽引ロッドと、定着ブロックから牽引ロッドに渡る該牽引用螺子部に螺合してこれらを一体化させるカプラーと、ケーブルの下端延長線上に一定離間距離を保って位置され上記牽引ロッドをケーブル緊張方向に移動させる油圧機構とを備えた斜張橋のケーブル緊張装置、及びこれを搭載した台車。
請求項(抜粋):
斜張橋の塔と桁の間に斜張したケーブルを所定の緊張状態に緊張するために、該ケーブルのいずれか一方の端に設けたケーブル緊張用の定着ブロックを塔又は桁のケーブル定着部に対してケーブルの延長方向に牽引緊張し、この状態で、該定着ブロックに設けた固定用螺子部に螺合したナット部材を、当該塔又は桁のケーブル定着部に突き当るまで螺進当合させて該ケーブル端を固定するケーブル緊張装置であって、上記定着ブロックの端部に当接できるように設けられた牽引ロッドと、定着ブロックの端部に設けたケーブル側の第1の牽引用螺子部と、この第1の牽引用螺子部と一連に連続するように牽引ロッド側に設けられた第2の牽引用螺子部と、これらの第1,第2の牽引用螺子部に渡り螺合することで該定着ブロックと牽引ロッドを軸方向に一体移動可能に連係させる螺子付きカプラーと、上記ナット部材が突き当たる塔又は桁の固定部に当接するチエアと、塔又は桁の固定部に対してケーブルの延長線上で該チエアの長さ分だけ離間して位置される緊張装置本体と、この緊張装置本体に設けられていて、上記牽引ロッドをケーブル緊張方向に強制的に移動させる油圧機構とを備えたことを特徴とする斜張橋のケーブル緊張装置。
IPC (2件):
E01D 11/00 ,  E01D 21/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公平3-016444
  • 特開平3-126506
  • 特開平4-001310

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