特許
J-GLOBAL ID:200903049568286213

浮揚膝蓋骨パッドを備えた動的な膝蓋骨保護体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-522832
公開番号(公開出願番号):特表平11-503624
出願日: 1995年06月14日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】膝蓋骨の亜脱臼の診断及び処置にとって有用な動的膝蓋骨保護体(10)が提供され、この保護体においては、膝の曲げ及び運動の量、及び、加えられた張力及び圧力の量に応じて、膝蓋骨保護パッド(15)が浮揚でき、自動的かつ動的に再位置決めされる。保護体(10)は膝を整合させるための開口(21)を備えた弾性スリーブ(20)を有する。更に、保護体(10)は複数個の弾性アーム部材(17、18、19)及び膝蓋骨保護パッド(15)を取り付けたストラップ組立体(30)を有する。ストラップはまた、膝を曲げたときにパッド(15)の動的な再位置決めを許容するようにカウンタアーム部材(19)から膝蓋骨保護パッドを隔離するように作用するアンカーを有する。膝蓋骨保護体(10)は、兆候が膝の他の病理学上の問題に似ていて誤診を招くような膝蓋骨の亜脱臼の確実な診断を容易にするために使用できる。保護体(10)はまた、処理を行うため及び(又は)矯正手術の必要を延期又は回避するために使用できる。
請求項(抜粋):
動的膝蓋骨保護体において、 膝蓋骨保護ストラップであって、アンカーと、膝蓋骨保護パッドと、上記ストラップから延びた第1及び第2のアーム部材とを備え、上記第1及び第2のアーム部材の第1端部が、上記保護体の使用時に膝の曲げ及び運動の生理学上の機能範囲の全域にわたって上記膝蓋骨保護パッドを介して中央方向における動的な合力を膝蓋骨に作用させるように使用者の膝のまわりで巻かれるようになっており、上記アンカーが、当該保護体の使用時に膝の曲げ及び運動の生理学上の機能範囲の全域にわたって、当該膝蓋骨保護パッドを膝蓋骨に隣接させてその横方向で維持させるように、該膝蓋骨保護パッドに隣接してその横方向に配置された膝蓋骨保護ストラップ; 上記アンカーと上記膝蓋骨保護パッドとの間に位置し、上記保護体の使用時に膝の運動に伴う当該膝蓋骨保護パッドの浮揚を許容し、膝の曲げ及び運動の量に応じて該膝蓋骨保護パッドの動的な再位置決めを許容する中間弾性部材;及び 膝を実質的にその中に位置決めするようになった開口を備えたエラストマースリーブであって、上記スリーブ上の第1の所定位置に位置決めされ、上記保護体の使用時に上記アンカーを当該スリーブに取り付けられるようにする第1のファスナーを更に備えたエラストマースリーブ;を有することを特徴とする動的膝蓋骨保護体。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特表平6-502319
  • 特開昭63-051855
  • 特表平6-502319
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