特許
J-GLOBAL ID:200903049570888239
振動制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-059123
公開番号(公開出願番号):特開平6-273276
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 指令値の周波数に依存せずに制御系の応答特性を改善させることができる振動制御装置を提供する。【構成】 瞬時指令値作成器27が再生する指令値a* と検出信号aとの偏差が偏差検出器17において検出され、この偏差に応じて、偏差増幅器18から操作値b0*が出力される。一方、フーリエ変換器6において、周波数F* に応じて、検出信号aから振幅成分Ax ,Ay が算出される。次に、偏差算出器8により、振幅成分Ax*と振幅成分Ax との偏差が算出されるとともに、偏差算出器9により、振幅成分Ay*と振幅成分Ay との偏差が算出される。この2つの偏差からフーリエ逆変換器12が操作値b1*を算出する。そして、操作値合成器23が操作値b0*とb1*とを加算した操作値b* をベクトル制御インバータ2に供給する。
請求項(抜粋):
第1の方向に関する第1の指令振幅成分,前記第1の方向に直交する第2の方向に関する第2の指令振幅成分および指令周波数に対応する三角関数波である指令値を発生する瞬時指令値発生手段と、制御対象より帰還される制御量と前記指令値との第1の偏差を検出し、該第1の偏差に対応する第1の操作値を出力する第1の偏差出力手段と、前記制御量と前記指令周波数成分に含まれる位相とに基づいて、前記第1の方向に関する第1の制御量振幅成分および前記第2の方向に関する第2の制御量振幅成分を出力するフーリエ変換手段と、前記第1の指令振幅成分と前記第1の制御量振幅成分との第2の偏差を検出し、該第2の偏差に対応する量を出力する第2の偏差出力手段と、前記第2の指令振幅成分と前記第2の制御量振幅成分との第3の偏差を検出し、該第3の偏差に対応する量を出力する第3の偏差出力手段と、前記第2および第3の偏差に対応する量より前記制御対象に対する第2の操作値を算出するフーリエ逆変換手段と前記第1の操作値と前記第2の操作値とを加算した操作値を前記制御対象に供給する加算手段とを具備し、前記第1の指令振幅成分の自乗値と前記第2の指令振幅成分の自乗値との和の平方根が前記指令値の振幅となるとともに、前記第1の制御量振幅成分の自乗値と前記第2の制御量振幅成分の自乗値との和の平方根が前記制御量振幅となることを特徴とする振動制御装置。
IPC (5件):
G01M 13/02
, G05B 11/36 501
, G05B 11/36
, G05D 19/02
, H02P 5/00
引用特許:
前のページに戻る