特許
J-GLOBAL ID:200903049575524170

金属錯体のクロマトグラフィー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 青山 葆 ,  柴田 康夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-569925
公開番号(公開出願番号):特表2004-522971
出願日: 2002年03月04日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
本発明は、日常的で再現性良く金属錯体を検出および定量するための高速液体クロマトグラフ分析方法に関する。この方法は、金属錯体含有溶液をカラムに装填し、カラムから該金属錯体を移動相で溶離し、ここで、該移動相は溶媒系中で配位アニオンの過剰の塩を含んでなり、金属錯体を検出器で検出する、ことを含んでなる。カラムから錯体を移動相で溶離すると、配位アニオン(適格性配位子)が金属上で有効な配位部位のために存在する他の全ての可能性ある配位子を打ち負かす金属錯体を生じる。本発明の方法に用いられる金属錯体は、異なった金属錯体、または同じ金属錯体の立体異性体であってよい。本発明の高速液体クロマトグラフ分析方法は、同一金属錯体のジアステレオマーの分離に好適である。更に、本発明は、金属錯体の光学異性体を分離するキラル高速液体クロマトグラフ分析方法も提供する。このキラル高速液体クロマトグラフ分析方法では、金属錯体の光学異性体の分離を達成するためにキラルカラムが用いられる。
請求項(抜粋):
金属錯体含有溶液をカラムに装填し、ここで、該金属 錯体はスーパーオキシドジスムターゼ擬似化合物、MRI造影向上剤、カタラーゼ擬似剤、およびペルオキシ亜硝酸分解触媒よりなる群から選ばれ、 カラムから該金属錯体を移動相で溶離し、ここで、該移動相は溶媒系中で配位アニオンの過剰の塩を含んでなり、 金属錯体を検出器で検出する、 ことを含んでなる高速液体クロマトグラフ分析方法。
IPC (5件):
G01N30/88 ,  G01N30/26 ,  G01N30/34 ,  G01N30/48 ,  G01N30/74
FI (10件):
G01N30/88 H ,  G01N30/88 W ,  G01N30/26 A ,  G01N30/34 E ,  G01N30/48 K ,  G01N30/48 L ,  G01N30/48 P ,  G01N30/48 T ,  G01N30/48 W ,  G01N30/74 E
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第6180620号

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