特許
J-GLOBAL ID:200903049576177300

三角錐型キユーブコーナー再帰反射シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-128295
公開番号(公開出願番号):特開平11-305018
出願日: 1998年04月22日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】三角錐型キューブコーナー再帰反射シートに望まれる光学特性である、高輝度性及び、観測角特性、入射角特性、回転角特性等の広角性の改善。【解決手段】底面(X-X')上の一つの底辺(x)を共有して、相対峙して該底面上に最密充填状に配置されている三角錐型反射素子の底辺(x)を一辺とする傾斜面(c面)が五角形状又は三角形状をなし、該三角錐型反射素子の頂点(H)を起点とする一つの稜線を共有する他の二面(a面、b面)が四角形状をなし、頂点(H)から該底面(X-X')までの高さを(h)、他の二面(a面、b面)の底辺(z、w)を包含する実質的に水平の面(Z-Z')までの高さを(h0)とし、該三角錐型反射素子の光学軸が底辺(x)含み該底面(X-X')に垂直な平面(Y-Y')とのなす角を(θ)とした場合に、hとh0は実質的に同一でなく、かつh/h0とθが特定の関係式を満足することを特徴とする三角錐型キューブコーナー再帰反射シート。
請求項(抜粋):
共通する一底面(X-X')上に突出した三角錐型キューブコーナー再帰反射素子が、互いに該底面(X-X')上の一つの底辺を共有して、相対峙して該底面上に最密充填状に配置されており、該底面(X-X')は該三角錐型反射素子が共有する多数の該底辺(x、x、....)を包含する共通の一平面であり、相対峙する二つの該三角錐型反射素子は該底面(X-X')上の共有する底辺(x、x、....)を含む該底面に垂直な平面(Y-Y'、Y-Y'、....)に対してそれぞれ実質的に対称となるように向き合った実質的に同一形状の素子対をなしており、該三角錐型反射素子は該共有する底辺(x、x、....)を一辺とする実質的に同一の五角形状又は三角形状の傾斜面(c1面、c2面)と、該三角錐型反射素子の頂点(H1、H2)を起点とする前記c1面又はc2面の上部の二辺をそれぞれ一辺とし、該三角錐型反射素子の一つの稜線を共有して、これを一辺とする該c1面又はc2面と実質的に直角に交差する実質的に同一の四角形状の傾斜面(a1面、b1面;a2面、b2面)から成り、該三角錐型反射素子の頂点(H1、H2)から、該三角錐型反射素子の五角形状又は三角形状の傾斜面(c1面、c2面)の底辺(x、x、....)を含む該底面(X-X')までの高さを(h)とし、該三角錐型反射素子の頂点(H1、H2)から、該三角錐型反射素子の他の傾斜面(a1面、b1面;a2面、b2面)の底辺(z、w)を包含する実質的に水平の面(Z-Z')までの高さを(h0)とし、該三角錐型反射素子の頂点(H1、H2)から該底面(X-X')に対する垂線と底面(X-X')との交点をPとし、かつ該頂点(H1、H2)を通る光学軸と該底面(X-X')との交点をQとし、さらに上記の交点(P)及び交点(Q)から、該三角錐型反射素子の共有する底辺(x、x、....)含む該底面(X-X')に垂直な平面(Y-Y'、Y-Y'、・・・・)までの距離をそれぞれp及びqで表し、該光学軸と該垂直な平面(Y-Y')とのなす角を(θ)とした場合に、hとh0は実質的に同一でなく、かつ下記式(1)を満足する【数1】(但し、Rは下記式で定義したとおりの数値である。)【数2】(但し、上記(q-p)の値がマイナス(-)の時、θはマイナス(-)の値を取るものとする。)ことを特徴とする三角錐型キューブコーナー再帰反射シート。
IPC (3件):
G02B 5/124 ,  E01F 9/00 ,  G09F 13/16
FI (3件):
G02B 5/124 ,  E01F 9/00 ,  G09F 13/16 E

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