特許
J-GLOBAL ID:200903049577309234

排水の連続的中和処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 赤岡 迪夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-133843
公開番号(公開出願番号):特開平6-320171
出願日: 1993年05月12日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 特に中和前の排水のpHが常にアルカリ側又は酸側の一方にのみ偏り得ることが明らかな場合における、簡便でスペースを取らず、高い中和処理能力と処理の信頼度を有する、連続的中和処理方法及び処理装置を提供することを目的とする。【構成】 排水注入口、中和剤中入口及び上部の排水ドレーンを備えた中和槽と、該槽内で作動する攪拌装置と、該槽内に設けられたpH電極及びこれに接続されたpH計と、中和剤タンクと、該タンクと前記中和槽とを連通する中和剤パイプと、該パイプの途中に設けられた中和剤ポンプ及び関連する弁と、前記pH計の測定値に対応した出力信号に応答し測定値が予め設定したpH範囲外のときは中和剤の注入を開始し範囲内のときは中和剤の注入を休止し、かつ少なくとも中和剤注入期間中は攪拌を続けるよう前記中和剤ポンプ、関連する弁及び攪拌装置を制御する中和コントローラーを備えた排水の連続的中和処理装置。
請求項(抜粋):
(1) 中和槽内へ排水を連続的に注入する工程と、(2) 注入された排水を攪拌しつつ、pH計を用いて該中和槽内の排水のpHを測定する工程と、(3) 該pH計による測定値が予め設定したpH範囲外であるときは、該測定値に対応する出力信号に応答して、中和剤タンクと該中和槽とを連通する中和剤パイプの途中に設けられた中和剤ポンプ及び関連する弁を経由して該中和槽内へ中和剤を注入する工程と、(4) 該pH計による測定値が前記予め設定したpH範囲内であるときは、該測定値に対応する出力信号に応答して前記中和剤ポンプ及び関連する弁を経由する該中和槽内への中和剤の注入を停止する工程と、そして(5) 中和済排水を連続的に流出させる工程とからなり、排水が前記工程(1)により該中和槽内へ連続的に注入されている限り前記工程(2)乃至(5)を自動的に行うものである、排水の連続的中和処理方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭51-071484
  • 特開平4-282636
  • 特公昭53-027912

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