特許
J-GLOBAL ID:200903049580227303

固体高分子型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-265432
公開番号(公開出願番号):特開平11-111316
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 傾き状態におかれたり、震動を受けてても、電池性能が損なわれない固体高分子型燃料電池を提供する。【解決手段】 単位セル22を複数積層したモジュール24の下部に、燃料室18にて消費された排ガスと、該排ガスと共に燃料室18から流出される排水とが流入する共通排出路26を、モジュール24の長手方向に連通するよう開設し、共通排出路26から、モジュール24の外部に排ガスと排水を流出せしめる気水排出路26を共通排出口30を通じて連通させた固体高分子型燃料電池において、気水排出路26の上流側先端には、気水排出口34を設け、該気水排出口34は、固体高分子型燃料電池28の傾斜位置での設置、可搬時における震動などにより、モジュール24が傾いた状態におかれたときでも、モジュール24の最も低くなる場所に位置するように構成したものである。
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜(10)の一方の面にアノード(12)、他方の面にカソード(14)を具えるセル(16)に対し、アノード側に燃料室(18)、カソード側に酸化剤室(20)を設けて単位セル(22)とし、該単位セル(22)を複数積層したモジュール(24)を具え、各単位セル(22)の下部には、燃料室(18)又は酸化剤室(20)にて消費された排ガスと、該排ガスと共に燃料室(18)又は酸化剤室(20)から流出される排水とが流入する共通排出路(26)を、モジュール(24)の長手方向に連通するよう開設し、共通排出路(26)から、モジュール(24)の外部に排ガスと排水を流出せしめる気水排出路(26)を共通排出口(30)を通じて連通させた固体高分子型燃料電池において、気水排出路(26)の上流側先端には、気水排出口(34)を設け、該気水排出口(34)は、固体高分子型燃料電池(28)の傾斜位置での設置、可搬時における震動などにより、モジュール(24)が傾いた状態におかれたときでも、モジュール(24)の最も低くなる場所に位置するように構成したことを特徴とする固体高分子型燃料電池。
IPC (3件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M 8/04 J ,  H01M 8/06 S ,  H01M 8/10

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