特許

J-GLOBAL ID：200903049582154397

車両用ドアの開放制御装置

発明者： 正岡 祥史
出願人/特許権者： 富士機工株式会社
代理人 (1件)： 三好 秀和 (外8名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-275923
公開番号（公開出願番号）：特開平9-109677
出願日： 1995年10月24日
公開日（公表日）： 1997年04月28日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 ドア外方にドア開放を阻害する障害物があるときに、ドアの開放を阻止してドアと障害物との衝突を防ぐことができると共に、車室内の乗員が迅速に車室外に脱出する必要がある緊急時には、ドア外方にドア開放を障害物があつても、車室内の乗員がドアを開放して迅速に車室外に脱出することができるようにした車両用ドアの開放制御装置を提供する。【解決手段】 ドア10の開閉に連動して往復動するロッド20と、ドア10の開放に支障を生ずる障害物を検出する障害物検出手段40と、検出された信号によりロッド20を開動作中においてロックするロック機構30と、このロック機構30とロッド20とを弾性的に固定する弾性部材34から構成され、ロック機構30が作動してドア10がロック状態においても、緊急時には、弾性部材34の圧接力以上の開放操作力を加えれば、ドア10を全開させて乗員を車室外に脱出させることができる。

請求項（抜粋）：

ヒンジ式ドアに配置され、ドアの開閉に連動して往復動するロッドと、前記ドアの開放に支障を生ずる障害物を検出する障害物検出手段と、この障害物検出手段で検出された信号により前記ロッドをドア開動作中においてロックするロック機構と、このロック機構と前記ロッドとを弾性的に固定する弾性部材から構成され、前記ロック機構が作動して前記ドアがロック状態においても、ドアに一定以上のドア開方向の力を加えると、ドアを開放することができるようにしたことを特徴とする車両用ドアの開放制御装置。