特許
J-GLOBAL ID:200903049584746453

トナー用バインダー樹脂および電子写真用トナー

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-081636
公開番号(公開出願番号):特開2004-287295
出願日: 2003年03月24日
公開日(公表日): 2004年10月14日
要約:
【課題】高速の複写機で使用しても定着性、耐オフセット性、粉砕性、耐久現像性などが優れるトナー用バインダー樹脂および電子写真用トナーを提供する。【解決手段】特定の質量比率で分子量、官能基の含有量の異なる3種以上のビニル重合体を組合せ、これを架橋剤と反応させて得られた架橋樹脂をトナー用バインダー樹脂とする。、上記の架橋樹脂は特定のゲル量を有する。これを用いたトナーは、高速複写機で使用しても定着性等の性能に優れ、且つ長時間連続使用した複写機においても再現性の良い電子写真を提供することが出来る。【選択図】なし
請求項(抜粋):
架橋剤(A)と下記の(I)〜(V)の要件を満たすビニル重合体(B)とから得られ、0.1〜50質量%のゲル分を含むことを特徴とするトナー用バインダー樹脂。 (I)ビニル重合体(B)は、ビニル重合体(H)とビニル重合体(L)とからなり、 (II)ビニル重合体(H)は、テトラヒドロフラン(THF)可溶分のゲルパーミュエーションクロマトグラフィー(GPC)による分子量分布の重量平均分子量が50000より大きく1000000以下で、OH基、COOH基、酸無水物基、アミノ基、から選ばれる官能基の含有量が樹脂1kg当たり0.02molより小さいビニル系重合体(H1)と 重量平均分子量が50000より大きく1000000以下でOH基、COOH基、酸無水物基、アミノ基、から選ばれる官能基の含有量が樹脂1kg当たり0.1〜2.0molのビニル系重合体(H2)とからなり、 (III)ビニル重合体(L)は重量平均分子量4000以上50000以下でOH基、COOH基、酸無水物基、アミノ基、から選ばれる官能基の含有量が樹脂1kg当たり0.7molより小さく、 (IV)ビニル重合体(H1)/ビニル重合体(H2)の質量比が10/90〜90/10であり、 (V)ビニル重合体(H)/ビニル重合体(L)の質量比が5/95〜40/60である。
IPC (1件):
G03G9/087
FI (1件):
G03G9/08 321
Fターム (5件):
2H005AA01 ,  2H005CA04 ,  2H005EA06 ,  2H005EA07 ,  2H005EA10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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