特許
J-GLOBAL ID:200903049586183200

エネルギー設備の設備運用方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-337924
公開番号(公開出願番号):特開2001-216001
出願日: 1995年03月15日
公開日(公表日): 2001年08月10日
要約:
【要約】【課題】 機器の起動時および停止時の負荷追従特性が遅い吸収式冷凍機についてのみ計画修正を行っているため、「評価」および「修正」の工程を数多く繰り返す必要があり、非常に時間を要するという課題があった。【解決手段】 エネルギー供給設備における各機器の入力量と出力量との間の過渡応答特性および定常応答特性および入力量の上限値と下限値とを数式化して作成した各機器の機器特性式からサンプリング周期毎のエネルギー供給予測量を用いてエネルギー供給量予測式を作成し、このエネルギー供給量予測式に供給設備運用データを設定し、エネルギー供給予測量がエネルギー需要設備のエネルギー需要予測量を満たし、予め決めた評価関数が最大又は最小になるように次時刻の各機器の入力量及び停止あるいは起動を表す変数を求めて運用計画を作成する。
請求項(抜粋):
エネルギーを供給する複数異種の機器により構成されたエネルギー供給設備及び該エネルギー供給設備からエネルギーが供給される複数異種の機器により構成されたエネルギー需要設備におけるエネルギー設備の設備運用方法において、サンプリング周期毎のエネルギー需要予測量を用いて、上記設備を構成する機器の中で最も長い時定数を基準に決定した所定時刻先までの上記エネルギー需要設備におけるエネルギー需要予測量を求めるエネルギー需要予測工程と、上記エネルギー供給設備における各機器の定常出力量と出力量との間の過渡応答特性を表す時間遅れ要素、上記各機器の停止あるいは起動を“0”あるいは“1”で表す変数を含み、上記各機器の入力量と出力量との間の定常応答特性を表す一次式、及び上記各機器の入力量の上限値と下限値とを数式化して上記各機器の機器特性式を作成する機器特性式作成工程と、上記機器特性式からサンプリング周期毎のエネルギー供給予測量を用いて上記エネルギー供給設備の上記所定時刻先までのエネルギー供給量予測式を作成する供給量予測式生成工程と、上記各機器から得られる現時刻の機器の入力量と出力量および起動停止条件を表す供給設備運用データと、上記エネルギー供給量予測式に上記供給設備運用データを設定し、上記エネルギー供給量予測式によるエネルギー供給予測量が上記エネルギー需要予測量を満たすという制約のもと、予め決めた評価関数が最大または最小になるように、次時刻からサンプリング周期毎の時刻における上記各機器の入力量、及び停止あるいは起動を表す“0”あるいは“1”をとる変数を求める運用計画作成工程とを備えたことを特徴とするエネルギー設備の設備運用方法。
IPC (5件):
G05B 13/02 ,  F02G 5/04 ,  F25B 25/02 ,  G06F 17/60 110 ,  G06F 19/00 100
FI (5件):
G05B 13/02 K ,  F02G 5/04 S ,  F25B 25/02 A ,  G06F 17/60 110 ,  G06F 19/00 100
引用特許:
審査官引用 (1件)

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