特許
J-GLOBAL ID:200903049588162170

エコーキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-170690
公開番号(公開出願番号):特開平6-013940
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 各種の通話状態をノイズの存在に拘らず高精度に判定でき、エコーキャンセル精度を向上できる小形のエコーキャンセラを提供する。【構成】 送話音声検出器8は、送話信号線上の信号の自己相関に基づいて、ダブルトーク状態及び送話状態のときに有意な検出信号を、受話状態及び無音状態のときに非有意な検出信号を出力する。受話音声検出器10は、受話信号線上の信号に基づいて、ダブルトーク状態及び受話状態のときに有意な検出信号を、送話状態及び無音状態のときに非有意な検出信号を出力する。そして、通話状態判定器11は、送話音声検出器及び受話音声検出器からの検出信号に基づいて、通話状態を判定し、係数制御部6は、判定された通話状態に基づいて、適応フィルタ4の係数更新を制御する。
請求項(抜粋):
スピーカからマイクロホンに回り込んだエコー信号を適応フィルタが形成した擬似エコー信号を用いて加算器が除去する、ハンズフリー電話機に設けられたエコーキャンセラにおいて、送話信号線上に設けられ、その信号線上の信号の自己相関に基づいて、ダブルトーク状態及び送話状態のときに有意な検出信号を出力すると共に、受話状態及び無音状態のときに非有意な検出信号を出力する送話音声検出器と、受話信号線上に設けられ、その信号線上の信号に基づいて、ダブルトーク状態及び受話状態のときに有意な検出信号を出力すると共に、送話状態及び無音状態のときに非有意な検出信号を出力するに受話音声検出器と、上記送話音声検出器及び上記受話音声検出器からの検出信号に基づいて、通話状態を判定する通話状態判定器と、判定された通話状態に基づいて、上記適応フィルタの係数更新を制御する係数制御部とを備えたことを特徴とするエコーキャンセラ。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H04M 1/58

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