特許
J-GLOBAL ID:200903049591134161

超音波診断装置および超音波診断用の超音波送受信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-154975
公開番号(公開出願番号):特開平11-000328
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 セクタタイプの装置において、グレーティングローブの低減のために送信系回路に可変バンドパスフィルタを設けると装置コストが高くなる。受信系回路に可変バンドパスフィルタを設けると、偏向角が大きく受信距離が長い領域の分解能が低下する。【解決手段】 超音波ビームの偏向角が大きいときには、パルス調整回路12にて、駆動パルスのパルス幅を大きくする。送信波の中心周波数が下がり、帯域幅が狭くなるので、高周波成分に起因したグレーティングローブの発生が抑えられる。高価な線形アンプ等は不要である。受信系において、ダイナミック帯域通過フィルタ24は、偏向角が大きいときには、受信距離に対する中心周波数の勾配を小さくする。近距離領域でのグレーティングローブの低減と、遠距離領域での分解能の低下の抑制とが、同時に達成される。
請求項(抜粋):
複数の超音波振動素子が配列されたアレイ振動子と、前記アレイ振動子の電子走査によって超音波ビームの偏向走査を行う走査制御部と、前記アレイ振動子を駆動するための駆動パルスを生成する駆動パルス発生器と、前記超音波ビームの偏向角に応じて駆動パルスのパルス幅を変更するパルス幅制御回路と、を含むことを特徴とする超音波診断装置。
IPC (2件):
A61B 8/00 ,  G01S 7/523
FI (2件):
A61B 8/00 ,  G01S 7/52 D
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭59-193380
  • 特開平3-261465
  • 特開昭59-084175
全件表示

前のページに戻る