特許
J-GLOBAL ID:200903049598917080

地震動分布の評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-292158
公開番号(公開出願番号):特開2000-121743
出願日: 1998年10月14日
公開日(公表日): 2000年04月28日
要約:
【要約】【課題】 簡易な準備で精度のよい広域的なSI値分布を推定する。【解決手段】 SI値分布を推定する対象地域に複数の観測点を設定する(s2)。観測点のうちの1つを参照点とし、地盤の増幅特性を予め把握しておく。各地点で常時微動を観測し(s3)、強震時の地表面最大速度の増幅特性の指標であるVi値を算出する(s4)。地震を想定し(s5)、最大速度の距離減衰式から基盤における最大速度を算出する(s6)。常時微動観測から得られるVi値を経験に基づいて補正し、SI値に対応する地表面最大速度の増幅特性を表すように補正した補正Vi値から、地表面でのSI値を推定する(s7)。
請求項(抜粋):
地震動分布を評価すべき地域内に、基盤からの地表面最大速度の増幅率が予め求められる参照点を設定し、該地域内に複数の観測点を設定し、該参照点および該観測点の各地点で、常時微動を時間領域データとして観測し、各地点で、常時微動の時間領域データを周波数領域データに変換し、水平成分と鉛直成分との比を振動の固有周期について積分して、強震時の地表面最大速度の増幅特性の指標であるVi値を求め、各観測点のVi値について、該参照点でのVi値に対する比を求め、求められた比に従い、該参照点での地表面最大速度の増幅率から各観測点での地表面最大速度の増幅率を求め、基盤での地震動の伝播状態が与えられるとき、各地点での地表面最大速度の増幅率に従って、地表面最大速度と、地震動の強度を表す指標であるSI値との分布を推定することを特徴とする地震動分布の評価方法。
IPC (2件):
G01V 1/28 ,  G01V 1/30
FI (2件):
G01V 1/28 ,  G01V 1/30
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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