特許
J-GLOBAL ID:200903049614248429

マスタシリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-321190
公開番号(公開出願番号):特開平9-136639
出願日: 1995年11月14日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、シールリングの液戻し孔への押し込みを防止することにより、シールリングの寿命を長くすることのできるマスタシリンダを提供することにある。【解決手段】 本発明のマスタシリンダは、シールリング13は、圧力室10,12とリザーバ2間の液移動を禁止するシーリリングであって、弾性材料から形成されピストン9,11の外周に接合する第1リング45と、第1リング45とり高硬度の材料から形成されシリンダ孔4の側周内壁4cに摺接する第2リング45とを有し、両リング45,46による密封部分を迂回して圧力室10,12とリザーバ2間を連絡する液補給通路25と、液補給通路25を介してリザーバ2から圧力室10,12に向かう液移動のみを許容する補給弁30を設けたものである。
請求項(抜粋):
シリンダ孔を形成したシリンダ本体と、前記シリンダ孔に摺動自在に嵌入されるピストンと、前記ピストンの先端側外周に装着され前記シリンダ孔内に圧力室を形成するシールリングとを備え、前記シリンダ本体に、前記圧力室をリザーバに連絡して前記シリンダ孔の側周内壁に開口し、前記ピストンの移動に応じて前記シールリングにより前記圧力室との連通を遮断される液戻し孔を形成したマスタシリンダにおいて、前記シールリングは、前記圧力室と前記リザーバ側間の双方向の液移動を禁止するシールリングであって、弾性材料から形成され前記ピストンの外周に接合する第1リングと、この第1リングよりも高硬度の材料から形成され内周面が前記第1リングに密着して外周面が前記シリンダ孔の側周内壁に摺接する第2リングとを有するとともに、当該第1および第2リングによる密封部分を迂回して前記圧力室と前記リザーバ側間を連絡する液補給通路と、この液補給通路を介した前記リザーバ側から前記圧力室側に向かう液移動のみを許容する補給弁を設けたことを特徴とするマスタシリンダ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-244656
  • 特開昭58-211955

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