特許
J-GLOBAL ID:200903049614790223

硬質被覆層がすぐれた層間密着性を有する表面被覆炭化タングステン基超硬合金製スローアウエイ切削チップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-159380
公開番号(公開出願番号):特開2002-028803
出願日: 2000年05月30日
公開日(公表日): 2002年01月29日
要約:
【要約】【課題】 硬質被覆層がすぐれた層間密着性を有する被覆超硬切削チップを提供する。【解決手段】 被覆超硬切削チップが、WC基超硬合金基体の表面に、(a)基体側から第1層として、0.1〜2μmの平均層厚および粒状結晶組織を有するTiN層、(b)同第2層として、3〜15μmの平均層厚および縦長成長結晶組織を有するTiCN層、(c)同第3層として、0.3〜3μmの平均層厚および粒状結晶組織を有すると共に、上記第2層のTiCN層との下側界面から第4層のAl2 O3層との上側界面に向って、かつ層厚に沿って、構成成分であるTi、C、およびNが連続的および/または断続的に漸次減少し、同じく構成成分であるAlおよびOは連続的および/または断続的に漸次増加する成分濃度分布を有する(Ti,Al)CNO層、(d)同第4層として、1〜8μmの平均層厚および粒状結晶組織を有するAl2 O3 層、で構成された硬質被覆層を化学蒸着および/または物理蒸着してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、(a) 基体側から第1層として、0.1〜2μmの平均層厚および粒状結晶組織を有する窒化チタン層、(b) 同第2層として、3〜15μmの平均層厚および縦長成長結晶組織を有する炭窒化チタン層、(c) 同第3層として、0.3〜3μmの平均層厚および粒状結晶組織を有すると共に、上記第2層の炭窒化チタン層との下側界面から以下に示す第4層の酸化アルミニウム層との上側界面に向って、かつ層厚に沿って、構成成分であるTi、炭素、および窒素が連続的および/または断続的に漸次減少し、同じく構成成分であるAlおよび酸素は連続的および/または断続的に漸次増加する成分濃度分布を有するTiとAlの複合炭窒酸化物層、(d) 同第4層として、1〜8μmの平均層厚および粒状結晶組織を有する酸化アルミニウム層、で構成された硬質被覆層を化学蒸着および/または物理蒸着してなる、硬質被覆層がすぐれた層間密着性を有する表面被覆炭化タングステン基超硬合金製スローアウエイ切削チップ。
IPC (6件):
B23B 27/14 ,  C22C 29/02 ,  C22C 29/08 ,  C23C 14/06 ,  C23C 16/30 ,  B22F 3/24 102
FI (6件):
B23B 27/14 A ,  C22C 29/02 E ,  C22C 29/08 ,  C23C 14/06 M ,  C23C 16/30 ,  B22F 3/24 102 A
Fターム (29件):
3C046FF03 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  3C046FF16 ,  3C046FF17 ,  3C046FF19 ,  3C046FF22 ,  3C046FF25 ,  4K018AD03 ,  4K018AD06 ,  4K018DA11 ,  4K018FA24 ,  4K018KA16 ,  4K029AA04 ,  4K029BA41 ,  4K029BA44 ,  4K029BA54 ,  4K029BA60 ,  4K029BB02 ,  4K029BB07 ,  4K029BD03 ,  4K030BA35 ,  4K030BA38 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BB01 ,  4K030BB12 ,  4K030CA05 ,  4K030LA22
引用特許:
審査官引用 (6件)
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