特許
J-GLOBAL ID:200903049617063250

導波路型光変調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂見 穰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-346024
公開番号(公開出願番号):特開平9-159979
出願日: 1995年12月11日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 直流バイアス電圧をかけなくても動作点を任意の位置に自由に設定できるようにし、それによって本質的にDCドリフトが生じないようにする。【解決手段】 電気光学効果を有する結晶からなる導波路基板30に閉ループ状の分岐部32を有する導波路34を形成するとともに、前記分岐部の両分岐導波路34a,34bにそれぞれ電極36a,36bを形成した導波路型光デバイス38と、その両電極間に交番駆動電圧を印加する駆動回路40を具備し、該駆動回路により前記電極間に印加する電位差に基づいて出射光の強度を制御する導波路型光変調器である。導波路型光デバイスの一方の分岐導波路34bの一部にフォトリフラクティブ効果を利用した位相シフト部37を設け、入射光強度の調整により導波光の位相を変化させることで直流バイアス電圧を必要とせずに単一の駆動回路による交番駆動電圧の印加のみで光強度変調させる。
請求項(抜粋):
電気光学効果を有する結晶からなる導波路基板に閉ループ状の分岐部を有する導波路を形成するとともに、前記分岐部の両分岐導波路の近傍に電極を形成した導波路型光デバイスと、その電極間に交番駆動電圧を印加する駆動回路を具備し、該駆動回路により前記電極間に印加する電位差に基づいて出射光の強度を制御する導波路型光変調器において、前記導波路型光デバイスの一方の分岐導波路の一部にフォトリフラクティブ効果を利用した位相シフト部を設け、入射光強度の調整により導波光の位相を変化させることで単一の駆動回路による直流バイアス電圧成分を持たない交番駆動電圧の印加のみで光強度変調させることを特徴とする導波路型光変調器。

前のページに戻る