特許
J-GLOBAL ID:200903049628936492

大豆の11Sグロブリンよりサブユニットを分画・調製する方法及びその製品

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-372899
公開番号(公開出願番号):特開2000-191694
出願日: 1998年12月28日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】【課題】11Sグロブリンに還元剤を使用することなく食品衛生上安全で、簡便かつ効率よく、酸性サブユニットと塩基性サブユニットを分画・調製する方法及びその製品を提供することを課題とする。【解決手段】本発明は、大豆タンパク質の主要成分である11Sグロブリンを、150°C(水蒸気圧のゲージ圧で約4 kgf/ cm2 )以上の水蒸気と接触させることを特徴とする、酸性サブユニット画分と塩基性サブユニット画分を分画する方法である。更に詳しくは、水蒸気との接触時に還元剤を全く使用しないこと、水蒸気と接触後に遠心分離或いは濾別すること、水蒸気と接触後に120°C以上で1分間以上の温度保持を行うこと、水蒸気との接触をタンパク質濃度10%以上で行うこと、などの内何れか1つ以上の条件を用いるものである。これにより、従来の公知の技術に比べて、還元剤の費用不要、それによる残存亜硫酸の除去作業・処理費、などのコストダウンと量産化などに貢献出来る。
請求項(抜粋):
大豆タンパク質の主要成分である11Sグロブリンを、150°C(飽和水蒸気圧のゲージ圧で約4 kgf/ cm2)以上の水蒸気と接触させることを特徴とする、酸性サブユニット画分と塩基性サブユニット画分を分画する方法。
IPC (3件):
C07K 14/415 ,  C07K 1/30 ,  A23J 3/16
FI (3件):
C07K 14/415 ,  C07K 1/30 ,  A23J 3/16
Fターム (5件):
4H045AA10 ,  4H045AA20 ,  4H045CA33 ,  4H045EA01 ,  4H045GA15
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-098354
  • 特開昭63-098354

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