特許
J-GLOBAL ID:200903049631251760

トランス結合型2次直流電源生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長島 悦夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-003776
公開番号(公開出願番号):特開平7-213052
出願日: 1994年01月18日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】最大負荷および定常負荷のいずれに対しても過電流保護機能を安定して発揮させつつ軽量・小型化とコスト低減とを達成することのできるトランス結合型2次直流電源生成装置を提供する。【構成】過電流検出回路50を直列接続された切替可能な第1充電抵抗R51および第2充電抵抗R52と,充電用コンデンサC53と,この充電用コンデンサC53と並列に接続された放電抵抗R53とから形成し、かつ該第1充電抵抗R51と第2充電抵抗R52とを選択的に切替えて該充電用コンデンサC53に直列接続可能に形成された選択切替手段60と,1次直流電源回路10の電源投入時から設定時間Tsの経過後に該第2充電抵抗R52を該充電用コンデンサC53に直列接続するための選択切替信号V70を生成して該選択切替手段60に出力する選択切替信号生成出力手段70とを設け、スイッチング素子15に流れる電流(Ip,In)を間接的にかつ2段階に切替えて自動検出するとともに各設定電流値(Isp,Isn)となったときにスイッチング素子15をOFFさせる構成である。
請求項(抜粋):
整流回路,平滑コンデンサ,スイッチング素子,制御回路を有する1次直流電源回路と、安定化回路を有する2次直流電源回路とをトランスを介して接続結合し、安定化回路から制御回路へフィードバック信号を加えつつスイッチング素子をON-OFF制御して2次直流電源を生成するように形成され、かつ過電流検出回路で過電流が検出されたときに過電流保護用素子を介して該スイッチング素子をOFFさせて過電流保護を行う過電流保護回路を設けたトランス結合型2次直流電源生成装置において、前記過電流検出回路を前記トランスの補助巻線の正極側と前記整流回路の負極側との間に直列接続された切替可能な大抵抗の第1充電抵抗および小抵抗の第2充電抵抗と充電用コンデンサとこの充電用コンデンサと並列に接続された放電抵抗とから形成し、かつ該第1充電抵抗と第2充電抵抗とを選択的に切替えて該充電用コンデンサに直列接続可能に形成された選択切替手段と,前記1次直流電源回路の電源が投入されたときから予めセットされた設定時間が経過した後に該第2充電抵抗を該充電用コンデンサに直列接続するための選択切替信号を生成して該選択切替手段に出力する選択切替信号生成出力手段とを設けた、ことを特徴とするトランス結合型2次直流電源生成装置。

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