特許
J-GLOBAL ID:200903049640891372

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛野 信一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-176501
公開番号(公開出願番号):特開平7-035080
出願日: 1993年07月16日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 異常発生時に温度が適正に検知できるスクロール圧縮機を得る。【構成】 密閉容器(6)内の電動機(7)により、渦巻体(1b),(2b)が相互に噛み合うスクロール圧縮機構(19)を駆動する。また、揺動スクロール(2)を旋回して圧縮作用を達成する揺動手段(20)、揺動スクロール(2)の自転を防止する継手手段(10)、圧縮機構(19)を変位可能に保持するリリーフ機構(36)及び密閉容器(6)外面の電動機(7)対応位置に温度検知手段(41)を設ける。これによって、電動機(7)部分の温度が所定値に達すると、温度検知手段(41)の動作によりスクロール圧縮機を停止する。【効果】 焼損、破損を防ぎこれに付随して生じる事故を未然に防止し、信頼性を向上する。
請求項(抜粋):
冷媒の吐出管が設けられた密閉容器と、この密閉容器内に設けられた電動機と、渦巻体が設けられ圧縮された上記冷媒の吐出孔が形成されて上記密閉容器内に固定された固定スクロール及びこの固定スクロールに対向して配置されて上記渦巻体に噛み合う渦巻体が設けられ上記電動機の回転軸に係合された揺動スクロールからなる圧縮機構と、上記固定スクロールに対して上記揺動スクロールを旋回動作させ、上記固定スクロール及び揺動スクロールの両者間に形成された複数の圧縮室を外方から内方へ向かって次第に縮小させて圧縮作用を達成する揺動手段と、上記揺動スクロールの自転を防止して上記固定スクロールに対して公転させる継手手段と、上記両者のいずれかに設けられてそのスクロールを上記回転軸に対して上記回転軸の軸線方向及び軸線直交方向のいずれかに変位可能に保持するリリーフ機構と、上記密閉容器の外面に設けられて上記電動機対応位置に配置された温度検知手段とを備えたスクロール圧縮機。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-171290
  • 特開平4-272490

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