特許
J-GLOBAL ID:200903049645792135

ディスク装置のヘッド位置決め制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-016944
公開番号(公開出願番号):特開平6-203498
出願日: 1993年01月07日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 逆動力学計算手段を利用して、制御対象の線形化を行い、サーボ補償器の設計を容易するディスク装置のヘッド位置決め制御装置を提供する。【構成】 逆動力学計算部113は、モータ101を加速度指令信号117どおりに動かすための制御入力118を計算する。この逆動力学計算部113とモータ駆動入力生成部114とを合わせた逆動力学計算による入力生成手段112が、サーボ補償器111とモータ101の間に直列に備えてある。したがって、サーボ補償器111から見た、モータ101と逆動力学計算による入力生成手段112を合わせた制御対象115は、完全に2重積分器1/s2 と等価になる。その結果、加速度指令信号117のなかの目標加速度110が、そのままモータ101の非線形特性を考慮したフィードフォワード補償となるばかりでなく、サーボ補償器111の設計においても、制御対象を完全に2重積分器1/s2 として線形化した設計ができる。
請求項(抜粋):
モータによりヘッドの移動駆動を行い、参照軌道に前記ヘッドを追従させ、目標トラックに前記ヘッドを位置決めするディスク装置のヘッド位置決め制御装置において、ディスク面に対する前記ヘッドの位置を検出する位置検出手段と、ディスク面に対する前記ヘッドの速度を検出する速度検出手段と、前記ヘッドの目標位置、目標速度および目標加速度で規定される参照軌道を発生する参照軌道発生手段と、前記位置検出手段により検出される前記ヘッドの検出位置、および前記速度検出手段により検出される前記ヘッドの検出速度のうち少なくとも一方並びに前記参照軌道を用いて、前記ヘッドを前記参照軌道に追従させるための加速度指令を生成する軌道追従型のサーボ補償器と、前記加速度指令と、前記検出位置又は前記目標位置と、前記検出速度又は前記目標速度とを用いて、前記モータを前記加速度指令どおりに駆動するための前記モータへの入力を計算し生成する逆動力学計算による入力生成手段とを備えていることを特徴とするディスク装置のヘッド位置決め制御装置。
IPC (4件):
G11B 21/08 ,  G05B 11/32 ,  G05B 11/36 ,  G05D 3/12 306

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