特許
J-GLOBAL ID:200903049650872597

かご形回転子の低圧鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-245834
公開番号(公開出願番号):特開平7-100619
出願日: 1993年10月01日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】細い溝導体を中間に介して上下に肉厚な短絡環を有する形状であっても上方から下方へ凝固する指向性凝固を実現して導体の鋳造欠陥を除去する。【構成】上型8を第1予熱装置11で予熱すると共に、軸6aと積層鉄心7を組付けた中間型6と下型5とを第2予熱装置12で上型8より高い温度で予熱する。その後、各予熱装置11、12から取り出した上型8、中間型6及び下型5を組み立て、低圧鋳造する。各予熱装置11、12から取り出した上型8、中間型6及び下型5を組み立てる直後又は直前に下型5の下面を更に第3予熱装置13で加熱するとよいし、中間型6と下型5とを第2予熱装置12で予熱完了直前に第2予熱装置12内で下型5の下面を更に加熱するとよい。第1予熱装置11及び第2予熱装置12はガス炉又は電気炉が適するし、第3予熱装置13は誘導加熱炉が適する。
請求項(抜粋):
溶湯を蓄え加圧可能な保持炉の底部近くまで浸漬したストークの上端に、上湯口を持つ湯溜まり部を接合させ、下型は、上湯口と連通可能な型湯口と下の短絡環のためのキャビティとを備え、中間型は、軸心に軸を挿入し周辺に導体用の溝のためのキャビティを備えて積層鉄心の外周を囲み、上型は、上の短絡環のためのキャビティを備え、湯溜まり部と下型と中間型と上型とは相互の接合面で分離可能にされる低圧鋳造装置を使用するかご形回転子の低圧鋳造方法において、上型を第1予熱装置で予熱すると共に、軸と積層鉄心を組付けた中間型と下型とを第2予熱装置で上型より高い温度で予熱し、その後、各予熱装置から取り出した上型、中間型及び下型を組み立てて低圧鋳造することを特徴とするかご形回転子の低圧鋳造方法。
IPC (3件):
B22D 18/04 ,  B22D 27/04 ,  H02K 17/16

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