特許
J-GLOBAL ID:200903049660325705

オイルフリースクリュ圧縮機の軸封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-079079
公開番号(公開出願番号):特開2002-276574
出願日: 2001年03月19日
公開日(公表日): 2002年09月25日
要約:
【要約】【課題】 オイルシール性に優れると共に、製造、取り付けが容易な、オイルフリースクリュ圧縮機用の軸封装置を提供する。【解決手段】 多数の爪部112が櫛状に突出形成されて成る櫛状リング11と、内周に螺旋溝123が形成された円筒状のネジ部12から成るオイルシール10を、エアシール20と軸受7間に設けて、ネジ部12を軸受7より離間して固定した軸封装置30を設ける。オイルシール10の各部を独立の部品として形成したことにより、加工、取り付けが容易であると共に、櫛状リング11の爪部112間に形成された間隔により、ベントホール8と連通する通気路14が形成されることにより、オイルシール性が作用空間内の圧力変化に影響されることなく、また、ネジ部12と軸受7間に形成された空間により、潤滑油の流路40が形成され、潤滑油の排出が好適に行われる。
請求項(抜粋):
オイルフリースクリュ圧縮機のロータ軸の外周と該ロータ軸が挿入される軸孔の内周間であって、前記ロータ軸を支承する給油式の軸受と圧縮機の作用空間との間に、作用空間側に位置して配置されたエアシールと、軸受側に位置して配置されたオイルシールから成る軸封装置において、前記オイルシールは、前記ロータ軸に嵌合されるリング状部の少なくとも一端縁から、ロータ軸の軸線方向と平行に爪部を突設して成る櫛状リングと、回転するロータ軸との間に発生するポンプ作用によりシール性能を発揮する螺旋溝が内周に形成された円筒状のネジ部とをそれぞれ独立した部品として備え、前記櫛状リングを前記エアシール側に位置して前記ロータ軸に嵌合し、前記櫛状リングの前記爪部間の間隔で、前記軸孔内に一端を開口するベントホールと連通する通気路を形成すると共に、前記ネジ部の一端を該櫛状リングに当接してロータ軸に嵌合すると共に、前記ネジ部の他端を前記軸受に対して所定間隔を介して固定して、該ネジ部の他端と軸受との間に形成された空間で前記軸受を通過した潤滑油を、前記軸孔に一端を開口する排油通路に導入する潤滑油の流路を形成したことを特徴とするオイルフリースクリュ圧縮機の軸封装置。
IPC (3件):
F04C 18/16 ,  F04C 27/00 331 ,  F16J 15/40
FI (3件):
F04C 18/16 J ,  F04C 27/00 331 ,  F16J 15/40 C
Fターム (15件):
3H029AA03 ,  3H029AA17 ,  3H029AA24 ,  3H029AB01 ,  3H029BB03 ,  3H029BB16 ,  3H029BB18 ,  3H029BB31 ,  3H029BB32 ,  3H029CC20 ,  3H029CC22 ,  3J042AA04 ,  3J042BA01 ,  3J042CA08 ,  3J042DA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭60-032990
  • 特開昭59-051190
  • 特開昭62-210282
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審査官引用 (4件)
  • 特開昭60-032990
  • 特開昭59-051190
  • 特開昭62-210282
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