特許
J-GLOBAL ID:200903049662958225

歯科用陶材フレームのための多孔質層コア部の製造方法及び歯科用陶材フレームの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-311523
公開番号(公開出願番号):特開平9-122148
出願日: 1995年11月06日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】従来の歯科用陶材フレームは、抗折強度及び破壊靱性が共に著しく劣り、三冠以上のブリッジは作成することができない。また、セラミック多孔質層コア部へのガラスの含浸による歯科用陶材フレームの製造方法は、いずれも多孔質層コア部の製造過程において当該多孔質層コア部にクラックが度々発生し製造の安定性に欠けると共に長い製造時間を必要とした。【解決手段】セラミック成形体2の表面にポリビニルアルコール被覆層3を形成して得られたセラミックコア部を焼成して多孔質層コア部を得て、このコア部にガラスを含浸させて歯科用陶材フレームを製造する。
請求項(抜粋):
耐火模型に形成したセラミック成形体にポリビニルアルコールを同伴させて成るセラミックコア部を焼成する工程と、焼成後に前記耐火模型を分離除去して前記セラミック成形体の焼成体である多孔質層コア部を得る工程を含む多孔質層コア部の製造方法であって、前記セラミック成形体ないし前記多孔質層コア部にクラックを発生させる応力未満の応力にまで焼成中の応力を緩和する量のポリビニルアルコールを前記セラミック成形体に同伴させることを特徴とする歯科用陶材フレームのための多孔質層コア部の製造方法。
IPC (3件):
A61C 5/08 ,  A61C 5/10 ,  A61C 13/083
FI (3件):
A61C 5/08 ,  A61C 5/10 ,  A61C 13/083

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