特許
J-GLOBAL ID:200903049664734308

蒸気冷却翼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-012811
公開番号(公開出願番号):特開平9-203301
出願日: 1996年01月29日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 本発明は、空気冷却翼と同様に、インピンジメント冷却を採用できる高温ガス中で作動する蒸気冷却翼の提供を課題とする。【解決手段】 動翼1の後縁側の最後列に形成された後縁側冷却通路52を翼幅方向に仕切り、対流冷却蒸気通路52aとインピンジメント冷却蒸気通路52bとに区切るとともに、インピンジメント穴13を翼幅方向に適宜数穿設したインピンジメント板12、インピンジメント穴13からインピンジメント冷却蒸気通路52bに流出したインピンジメント冷却蒸気を、翼端部側で前縁側へ流し、対流冷却蒸気通路52aから後側冷却通路53を流れる対流冷却蒸気に合流させるバイパス通路14を設ける。これにより、動翼1の後縁部がインピンジメント冷却でき、タービン効率が向上できるとともに、動翼1を冷却した冷却蒸気9の全てが回収できる。
請求項(抜粋):
高温ガス中で作動する動翼の内部を翼幅方向に形成された冷却通路を通過する水蒸気で、前記動翼を冷却する蒸気冷却翼において、前記動翼の後縁側に形成された後縁側冷却通路内に翼幅方向へ配設され、前記後縁側冷却通路を、前記水蒸気が導入される対流冷却蒸気通路と、前記動翼の後縁に沿って形成されるインピンジメント冷却蒸気通路とに仕切るインピンジメント板と、前記動翼の翼端部を翼弦方向に穿設され、前記インピンジメント冷却蒸気通路の翼端側から流出する水蒸気を、前記対流冷却蒸気通路から前記動翼の前縁方向へ流れる水蒸気に合流させるバイパス通路とを設けたことを特徴とする蒸気冷却翼。
IPC (2件):
F01D 5/18 ,  F02C 7/18
FI (2件):
F01D 5/18 ,  F02C 7/18 A

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