特許
J-GLOBAL ID:200903049665870337

放射線測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-327216
公開番号(公開出願番号):特開平7-181263
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】 放射線の測定における統計的変動を移動平均処理によって除去して測定精度を維持し、かつ被測定放射線レベルの急激な変化に対して応答の速い放射線測定装置を提供する。【構成】 検出部1での検出に基づくパルス信号のカウンタ2dによる一定期間の計数値をデータ収集部2が収集する。データ記憶手段3c1 に格納した最新の計数値に基づいてデータ処理部3が移動平均値を算出し、表示部4に表示する。標準偏差算出手段3a1 が所定個数の計数値についての標準偏差を算出し、算出値記憶手段3c2 に移動平均値と共に格納する。判定手段3a2 は、最新の計数値が移動平均値および標準偏差を基準とした所定範囲に入るか否かを判別し、入らない場合、データ記憶手段の計数値を消去する。
請求項(抜粋):
放射線を検出して電気信号を出力する検出部と、該電気信号に基づくパルス信号を計数するカウンタとを有し、該カウンタによる一定期間の計数値を収集するデータ収集部と、該データ収集部により収集した計数値データの最新のものを所定個数格納するデータ記憶手段を有し、該データ記憶手段に格納された所定個数の計数値データに基づいて移動平均値を算出するデータ処理部と、該データ処理部において算出した前記移動平均値を表示する表示部とを備えた放射線測定装置において、前記データ処理部が、前記移動平均値の算出に用いた所定個数のデータについての標準偏差を算出する標準偏差算出手段と、該標準偏差算出手段により算出した標準偏差値を前記移動平均値と共に格納する算出値記憶手段と、最新の計数値データが前記移動平均値および前記標準偏差を基準とした所定範囲に入るか否かを判別する判定手段とを有し、前記判定手段による判定の決定の結果所定範囲に入らない場合、前記データ記憶手段に格納されているデータを消去するようにしたことを特徴とする放射線測定装置。

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