特許

J-GLOBAL ID：200903049666958025

圧電トランス

発明者： 鈴木 重行 ,  勝野 超史
出願人/特許権者： 株式会社トーキン
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-338083
公開番号（公開出願番号）：特開2001-156353
出願日： 1999年11月29日
公開日（公表日）： 2001年06月08日
要約：

【要約】【課題】 圧電トランスの製造工程における分極処理の際に発生しやすい圧電セラミックスの割れを防止し、高い良品率で製造できるような電極構造を持つ圧電トランスを提供すること。【解決手段】 略正方形板状の圧電セラミックスの共振モードを利用した、略正方形板状の圧電セラミックス層と略正方形状の内部電極を交互に積層して成る積層型圧電トランスにおいて、入力部と出力部の一方あるいは双方に対し、略正方形状の内部電極の角部の1つを残して他を切り欠き、残った角部を外部電極との接続部とし、その接続部が入出力の間あるいは各極性の間において互いに重なることがないように内部電極の向きを定めている。

請求項（抜粋）：

略正方形板状の圧電セラミックスの共振モードを利用し、略正方形板状の圧電セラミックス層と略正方形状の内部電極を交互に積層して成る積層型圧電トランスにおいて、入力部と出力部の一方あるいは双方に対し、略正方形状の内部電極の角部の1つを残して他を切り欠き、残った角部を外部電極との接続部とし、その接続部が入出力の間あるいは各極性の間において互いに重なることがないように内部電極の向きを定めて成ることを特徴とする圧電トランス。