特許
J-GLOBAL ID:200903049668499362

イオン水生成装置の通電制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 駒田 喜英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-345782
公開番号(公開出願番号):特開平11-165174
出願日: 1997年12月01日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】水を電気分解してイオン水を生成する装置において、電極に堆積するスケールを逆電洗浄により除去する際の電極めっき部の劣化を抑制する。【解決手段】直流電流の極性を電気分解と逆にして逆電洗浄を行う際、電流値をいったん零にしてそのままに保持した後、この電流値を所定値まで徐々に増加させ、その後、この所定値を保持するようにする。電流値を零にすることにより、陽極近傍の水素イオンを電解槽外に排出して陽極近傍における水素イオン濃度を低下させ、次いで電流値を逆極性の所定値まで徐々に増加させることにより、陽極近傍に水酸化物イオンを発生させて残留している水素イオンを中和し、電極基板のチタンが水素化チタンを生成することによる電極めっき部の剥離を防止する。
請求項(抜粋):
陰陽一対の電極が設置された電解槽に水道水などの原水を通水しながら前記電極間に直流電流を通流し、前記原水を電気分解してイオン水を連続的に生成するとともに、前記電極に対する前記直流電流の極性を反転して前記電極の陰極側に堆積したスケールを除去するイオン水生成器において、前記直流電流の極性を反転させる際、電流値をいったん零にして一定時間そのままに保持した後、この電流値を一定時間をかけて逆極性の所定値まで徐々に増加させ、その後、この所定値を保持することを特徴とするイオン水生成装置の通電制御方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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