特許
J-GLOBAL ID:200903049674664430
塩化物含有ダストの処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
衡田 直行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-019484
公開番号(公開出願番号):特開2003-211127
出願日: 2002年01月29日
公開日(公表日): 2003年07月29日
要約:
【要約】【課題】 塩化物含有ダストに含まれる鉛分、亜鉛分、塩素分を分別して、しかも高い回収率で回収することのできる塩化物含有ダストの処理方法を提供する。【解決手段】 塩化物含有ダストの処理方法は、塩化物含有ダストと塩酸とを混合した後、固液分離して、鉛分等を含む液分を得る工程(A)と、鉛分等を含む液分と、亜鉛抽出剤を含む有機溶媒とを接触させて、鉛分等を含む液分と、亜鉛分を含む有機溶媒を得る工程(B)と、亜鉛分を含む有機溶媒と、逆抽出溶媒とを接触させて、亜鉛分を含む逆抽出溶媒を得る工程(C)と、工程(B)で得られた鉛分等を含む液分に、硫化剤を加えて、硫化鉛と、塩素分を含む液分を得る工程(D)と、工程(C)で得られた亜鉛分を含む逆抽出溶媒に、硫化剤を加えて、硫化亜鉛を得る工程(E)と、工程(D)で得られた塩素分を含む液分を加熱して蒸発させ、該液分中の塩素分を塩化物として回収する工程(F)を含む。
請求項(抜粋):
(A)鉛分、亜鉛分、塩素分の各成分を含む塩化物含有ダストと、鉛分及び亜鉛分を溶出させることのできる酸とを混合して、スラリーを得た後、該スラリーを固液分離して、固形分と、鉛分、亜鉛分、塩素分の各成分を含む液分を得る重金属溶出工程と、(B)上記鉛分、亜鉛分、塩素分の各成分を含む液分と、亜鉛抽出剤を含む有機溶媒とを接触させて、鉛分及び塩素分を含む液分と、亜鉛分及び亜鉛抽出剤を含む有機溶媒を得る亜鉛抽出工程と、(C)上記亜鉛分及び亜鉛抽出剤を含む有機溶媒と、逆抽出溶媒とを接触させて、亜鉛分を含む逆抽出溶媒を得る亜鉛逆抽出工程と、(D)上記亜鉛抽出工程(B)で得られた上記鉛分及び塩素分を含む液分に、硫化剤及び/又はアルカリ剤を加えて、硫化鉛及び/又は水酸化鉛からなる固形分と、塩素分を含む液分を得る鉛回収工程と、(E)上記亜鉛逆抽出工程(C)で得られた上記亜鉛分を含む逆抽出溶媒に、硫化剤及び/又はアルカリ剤を加えて、硫化亜鉛及び/又は水酸化亜鉛からなる固形分と、亜鉛分が除去された逆抽出溶媒を得る亜鉛回収工程とを含むことを特徴とする塩化物含有ダストの処理方法。
IPC (8件):
B09B 3/00
, B09B 3/00 ZAB
, B01D 11/04
, C22B 3/20
, C22B 3/44
, C22B 7/02
, C22B 13/00
, C22B 19/30
FI (9件):
B01D 11/04 B
, C22B 7/02 B
, C22B 19/30
, B09B 3/00 304 G
, B09B 3/00 ZAB
, C22B 13/04
, C22B 3/00 H
, C22B 3/00 Q
, C22B 3/00 R
Fターム (33件):
4D004AA36
, 4D004AA37
, 4D004AB03
, 4D004AB06
, 4D004BA02
, 4D004BA05
, 4D004BA06
, 4D004CA13
, 4D004CA15
, 4D004CA34
, 4D004CA40
, 4D004CA50
, 4D004CB26
, 4D004CC04
, 4D004CC06
, 4D004CC12
, 4D056AB03
, 4D056AB08
, 4D056AC02
, 4D056AC22
, 4D056BA04
, 4D056CA01
, 4D056CA14
, 4D056CA15
, 4D056CA17
, 4D056CA27
, 4D056CA39
, 4K001AA20
, 4K001AA30
, 4K001BA14
, 4K001DB02
, 4K001DB26
, 4K001DB34
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