特許
J-GLOBAL ID:200903049687028672

削り残し部位の切削用NCデータ作成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-297031
公開番号(公開出願番号):特開平11-134014
出願日: 1997年10月29日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 削り残し部位の有無のチェックおよびその削り残し部位を削るためのNCデータの作成に要している工数を削減することにある。【解決手段】 素材形状ビットマップを作成する手段1と、工具形状ビットマップを作成する手段2と、素材形状ビットマップに重ね合わせた工具軌跡に沿って工具形状ビットマップを移動させ、その移動の間に素材形状ビットマップに対して工具形状ビットマップが干渉した部分をその素材形状ビットマップから削除して加工形状ビットマップを作成する手段3と、製品3次元形状を所定仕上げ代分オフセットしたオフセット形状を作成する手段4と、加工形状ビットマップからオフセット形状を取り除いて削り残し部位を抽出し、その削り残し部位の閉じた輪郭線を求める手段5と、削り残し部位の閉じた輪郭線の内側の閉領域を切削するための工具軌跡を表すNCデータを作成する手段6と、を具えることを特徴とする。
請求項(抜粋):
素材の3次元形状を表す素材形状ビットマップを作成する素材形状ビットマップ作成手段(1)と、工具の3次元形状を表す工具形状ビットマップを作成する工具形状ビットマップ作成手段(2)と、製品の3次元形状を示すCADデータに基づいて作成した工具軌跡を前記素材形状ビットマップに重ね合わせて、その工具軌跡に沿って前記工具形状ビットマップを移動させ、その移動の間に前記素材形状ビットマップに対して前記工具形状ビットマップが干渉した部分をその素材形状ビットマップから削除して加工形状ビットマップを作成する加工形状ビットマップ作成手段(3)と、前記CADデータの製品3次元形状を所定仕上げ代分オフセットしたオフセット形状を作成するオフセット形状作成手段(4)と、前記加工形状ビットマップから前記オフセット形状を取り除いて、前記製品3次元形状から前記仕上げ代分以上突出している削り残し部位を抽出し、その削り残し部位の閉じた輪郭線を求める削り残し部位抽出手段(5)と、前記削り残し部位の閉じた輪郭線の内側の閉領域を切削するための工具軌跡を表すNCデータを作成するNCデータ作成手段(6)と、を具えることを特徴とする、削り残し部位の切削用NCデータ作成装置。

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