特許
J-GLOBAL ID:200903049693716173

物質の測定方法及び該測定方法に用いる測定試薬

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2000004792
公開番号(公開出願番号):WO2001-006243
出願日: 2000年07月17日
公開日(公表日): 2001年01月25日
要約:
【要約】本発明の物質の測定方法は、試料の調製と光熱変換検出法による検出とをマイクロチップのキャピラリ中で行うので、生体成分由来試料中のヘモグロビン,ALP等の物質の量を、極微量の生体成分由来試料から簡便且つ短時間に測定することができる。また、測定に伴って生じる廃棄物も少ない。また、励起光として長波長のレーザーを用いるので、光熱変換検出装置を安価に製造でき、測定を低コストで行うことができる。したがって、本発明の物質の測定方法は、POC分析等に好適に適用することができる。さらに、本発明の物質の測定方法によれば、乳びを呈する血液試料であっても、光熱変換検出法により簡便に測定することができる。また、本発明の測定試薬を用いれば、極微量の生体成分由来試料中のヘモグロビン,ALP等の物質の量を、光熱変換検出法により安定して測定することが可能である。
請求項(抜粋):
生体成分由来試料中の物質を検出又はその濃度の測定を行う方法であって、 試料調製工程と光熱変換検出工程とを備えていて、 前記試料調製工程は、前記生体成分由来試料と測定試薬とを混合し反応させ、過酸化水素を誘導することなく、前記物質とは吸収波長が異なる反応生成物を前記物質の量に対応する量だけ生成させて、測定試料を調製する工程であり、 前記光熱変換検出工程は、前記測定試料に励起光を照射して、その結果生じる部分的な温度変化に伴う物理量変化を測定する工程であるとともに、 前記反応生成物は水溶性を有し、且つ、前記励起光の波長領域における前記反応生成物の吸光度は、前記温度変化を生じさせるに足るものであることを特徴とする物質の測定方法。
IPC (1件):
G01N 25/16

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