特許
J-GLOBAL ID:200903049695912425

位相制御開閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-362905
公開番号(公開出願番号):特開2000-188044
出願日: 1998年12月21日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】 電力用開閉機器の開閉タイミングを制御して変圧器、リアクトルやコンデンサバンク等の系統機器にとって過酷となる励磁突入電流や開閉サージ電圧の発生を抑制したり、或いは遮断器のアーク時間を制御して無再発弧となるアーク時間もしくは最適な遮断時間にて遮断器を動作させて遮断する。【解決手段】 電流計測部71若しくは電流勾配計測部72を設けて開閉する電流の電流値若しくは電流勾配値を計測して、これら計測値より電流波形の電流零点を基準位相検出部41Aで予測し、遮断器の開閉極指令を受けて電流波形予測後の任意の時刻を基準とする開極位相制御動作を制御部42Aで行う。
請求項(抜粋):
電力系統に設けられ開閉極指令を受けて、短絡故障電流や負荷電流等を遮断もしくは系統電圧に投入する電力用開閉機器と、この電力用開閉機器が開閉する電圧もしくは電流波形を計測する波形計測手段と、計測された電圧・電流波形より商用周波数の複数の電流零点を予測する電流零点予測手段と、前記電力用開閉器の操作機構の動作時間に影響を与える各種パラメータを計測するパラメータ計測手段と、計測されたパラメータの値から前記開閉器の開極動作時間を予測する動作時間予測手段と、予め設定されたアーク時間経過後に電流零点における遮断点を迎えるように、前記所定のアーク時間と前記開極動作時間とを加えた遮断時間を設定すると共に、現在の基準時刻点より、前記設定した遮断時間以降に迎えると予測された前記複数の電流零点から、1点の電流零点を選択して目標遮断点とする電流零点選択手段と、上記現在の基準時刻点から目標遮断点までの時間と遮断時間との差から動作同期時間を計算して、基準時刻点からこの動作同期時間だけ経過後に前記電力用開閉器の制御動作指令を出して、電力用開閉器の動作を開始させる動作開始手段とを備えたことを特徴とする位相制御開閉装置。
Fターム (2件):
5G028AA05 ,  5G028FC01

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