特許
J-GLOBAL ID:200903049699684419

核燃料ペレット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-247541
公開番号(公開出願番号):特開平5-196770
出願日: 1992年09月17日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】近年軽水炉では経済性向上のため核燃料の高燃焼度化が進められているが、高燃焼時の燃料は、燃料ペレット中心温度の上昇、核燃料棒内の核分裂生成ガス(FPガス)放出量の増加、核燃料ペレットと被覆管の相互作用(PCI)の発生等が問題となる。本発明はかかる問題点を解消することを目的とする。【構成】本発明は、核分裂性物質を焼結してなる核燃料ペレットにおいて、核分裂性物質に酸化アルミニウムおよび酸化ケイ素のうちの少なくとも一つと酸化ベリリウムが添加されており、かつペレットの気孔率が5%以下であることを特徴とする。上記構成において特に有効なのは、酸化アルミニウムおよび酸化ケイ素の両方(これらの化合物を含む)が添加されており、しかもこの添加量が約0.001〜0.25重量%、酸化ベリリウムの添加量が約1.5重量%以下の場合である。
請求項(抜粋):
核分裂性物質を焼結してなる核燃料ペレットにおいて、核分裂性物質に酸化アルミニウムおよび酸化ケイ素のうちの少なくとも一つと酸化ベリリウムが添加されており、かつペレットの気孔率が5%以下であることを特徴とする核燃料ペレット。

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