特許
J-GLOBAL ID:200903049712427196

周波数偏差測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-087490
公開番号(公開出願番号):特開平9-251043
出願日: 1996年03月15日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 デジタル位相変調方式において、位相軌跡法による周波数偏差測定範囲を拡大する。【解決手段】 被試験信号Sinに追従するため、準同期検波部12の基準信号であるコヒーレント信号S11の周波数f0 を可変させると共に、周波数f0 を決定する方法として占有帯域幅の下限周波数f2 、上限周波数f3 の値を用いる。処理手順として、まず、被試験信号Sinのスペクトル分布の上限周波数f3 と下限周波数f2 を求める。次に、上限周波数f3 、下限周波数f2 からその中心周波数f0 を求めると同時に、周波数偏差S16を求める。続いて、周波数f0 の無変調信号S11を使って準同期検波する。更に、位相軌跡法で周波数偏差S13を求め、周波数偏差S13とS16を加え、被試験信号Sinの周波数偏差測定結果S17を求める。
請求項(抜粋):
デジタル変調信号を被試験信号(Sin) として試験周波数設定値(ft)との周波数偏差を測定する周波数偏差測定装置において、前記被試験信号(Sin) の中心周波数(f0)を求める中心周波数検出手段(14,15)と、中心周波数検出手段(14,15)で求められた中心周波数(f0)の周波数信号を基準信号(S11) として生成する信号発生手段(11)と、被試験信号(Sin) と基準信号(S11) を入力して直交ベースバンド信号(S12) を出力する準同期検波手段(12)と、直交ベースバンド信号(S12) を入力して位相軌跡法により第1の周波数偏差(S13) を求める第1の周波数偏差検出手段(13)と、試験周波数設定値(ft)と中心周波数(f0)との差から第2の周波数偏差(S16) を求める第2の周波数偏差検出手段(16)と、第1の周波数偏差(S13) に第2の周波数偏差(S16) の値を加算して周波数偏差測定値(S17) を得る加算手段(17)とを備えることを特徴とする周波数偏差測定装置。
IPC (4件):
G01R 23/02 ,  G01R 23/16 ,  H04B 17/00 ,  H04L 27/22
FI (4件):
G01R 23/02 ,  G01R 23/16 Z ,  H04B 17/00 D ,  H04L 27/22 Z

前のページに戻る