特許
J-GLOBAL ID:200903049718912690

ダンパーディスク組立体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-043506
公開番号(公開出願番号):特開2000-240682
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 小〜大トルク域で伸縮するコイルスプリングの遠心力による移動を長期にわたり規制する。【解決手段】 コイルスプリング24、28の両端側にシート部材25、26、29、30を配設し、これら各シート部材とコイルスプリングの端とをダンパーディスク組立体の径方向において相対移動しないように係合させる一方、各シート部材のトルク受渡し面に対応するハブ11のフランジ11a、ディスク12、13および中間プレート14、15のトルク受渡し面にダンパーディスク組立体の周方向において凹形状を呈する部分を設けるとともに、各シート部材のトルク受渡し面には凹形状に対応する凸形状の部分を設け、凹形状部と凸形状部との係合によりダンパーディスク組立体の径方向における各シート部材の移動を規制する。
請求項(抜粋):
外周にフランジが設けられたハブと、前記ハブに対して回動可能なように前記フランジの側方に配設された少なくとも1つのディスクと、前記ハブの前記フランジおよび前記ディスクのそれぞれに対して回動可能なように前記フランジと前記ディスクとの間に配設された少なくとも1つの中間プレートと、前記ハブと前記中間プレートとの相対回動に抵抗する摩擦力を発生する第1の摩擦力発生機構と、前記ディスクと前記中間プレートとの相対回動に抵抗しかつ前記第1の摩擦力発生機構が発生する前記摩擦力よりも大きい摩擦力を発生する第2の摩擦力発生機構と、前記ハブと前記中間プレートとの間の所定角を越える相対回動を規制するストッパと、前記フランジと前記中間プレートとの間でトルク伝達をするように配設されかつ所定値以下のトルク域でトルク変動に応じて弾性変形するようにされた少なくとも1つの第1の弾性部材と、前記フランジと前記ディスクおよび前記中間プレートとの間でトルク伝達をするように配設されかつ前記所定値を越えるトルク域でのみトルク変動に応じて弾性変形するようにされた少なくとも1つ第2の弾性部材とを備えたダンパーディスク組立体において、前記ダンパーディスク組立体の周方向において前記第2の弾性部材の両端面のそれぞれと対向する前記フランジのトルク受渡し面、前記第ディスクのトルク受渡し面および前記中間プレートのトルク受渡し面のそれぞれと前記第2の弾性部材の前記両端面のそれぞれとの間にシート部材が介在され、これらシート部材のそれぞれと前記第2の弾性部材の両端部のそれぞれとが前記ダンパーディスク組立体の径方向において相対移動しないように互いに係合され、前記ダンパーディスク組立体の周方向において前記フランジ、前記ディスクおよび前記中間プレートのそれぞれの前記トルク受渡し面と対向する前記シート部材のトルク受渡し面と前記フランジ、前記ディスクおよび前記中間プレートのそれぞれの前記トルク受渡し面のうちの一方のトルク受渡し面の少なくとも一部が前記ダンパーディスク組立体の周方向において凹形状に形成されていると共にその他方のトルク受渡し面の少なくとも一部が前記凹形状に対応する凸形状に形成されており、前記所定値以下の前記トルク域においては前記シート部材の前記トルク受渡し面が前記ディスクおよび前記中間プレートのそれぞれの前記トルク受渡し面と前記フランジの前記トルク受渡し面のうちの一方のトルク受渡し面と係合していることを特徴とするダンパーディスク組立体。
Fターム (12件):
3J056AA58 ,  3J056BA03 ,  3J056BC01 ,  3J056CB14 ,  3J056CX03 ,  3J056CX18 ,  3J056CX23 ,  3J056CX36 ,  3J056CX43 ,  3J056CX86 ,  3J056GA02 ,  3J056GA12

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