特許
J-GLOBAL ID:200903049720416730

炭酸ジアルキルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-300627
公開番号(公開出願番号):特開平5-213831
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 式O=C(OR)2(Rは直鎖状又は分枝状C1-C4アルキルを表す)の炭酸ジアルキルを、一酸化炭素(CO)及び式RONO(Rは上記と同じ)の亜硝酸アルキルとの反応により白金族金属担持触媒を用いて高温で連続気相反応中で製造する方法において、担体がVb族の元素の酸化物及び水酸化物であり、白金族金属がハロゲン化物又はハロゲン化物含有錯体化合物の形態で存在し、白金族金属ハロゲン化物又は白金族金属を含むハロゲン含有錯体を白金族金属又はハロゲンを含まない白金族金属化合物からハロゲン化水素により反応条件下に反応容器中でその場で生成でき、反応を亜硝酸エステル:COの容積比を0.1-10:1とし、50-150°Cで行い、その際ハロゲン化水素の添加をハロゲン化水素が反応混合物と共に反応容器から排出される量に応じて間歇又は連続的に継続する方法。【効果】 炭酸ジアルキルが選択率よく得られる。
請求項(抜粋):
下式【化1】O=C(OR)2上式中、Rは直鎖状又は分枝状C1-C4アルキルを表す、の炭酸ジアルキルを、一酸化炭素(CO)及び下式【化2】RONO上式中、Rは上記の意味を有する、の亜硝酸アルキルとの反応により、不活性ガスの存在又は不存在下に、及び基剤アルコールROHの存在又は不存在下に、及びNOの存在又は不存在下に、白金族金属担持触媒を用いて高温で連続気相反応中で製造する方法において、使用される担体が周期律表(メンデレーフ)のVb族の元素の酸化物及び水酸化物であり、白金族金属がハロゲン化物又はハロゲン化物含有錯体化合物の形態で存在し、白金族金属ハロゲン化物又は白金族金属を含むハロゲン含有錯体は白金族金属又はハロゲンを含まない白金族金属化合物からハロゲン化水素により反応条件下に反応容器中でその場で生成することができ、触媒には更にアンチモン、ビスマス、アルミニウム、銅、バナジウム、ニオブ、タンタル、錫、鉄、コバルト、ニッケル化合物又はそれらの複数の混合物が添加され又は添加されず、そして反応は亜硝酸エステル:COの容積比を0.1-10:1とし、50-150°Cの温度で行われ、その際ハロゲン化水素の添加はハロゲン化水素が反応混合物と共に反応容器から排出される量に応じて間歇的に又は連続的に継続されることを特徴とする方法。
IPC (4件):
C07C 69/96 ,  B01J 27/13 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 68/00

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